スポンサーリンク

シェアしていただけると、嬉しいです。

ウィーンモダン展 新国立美術館 2019 建築インテリア音楽歴史の展示が充実、美術ファンならずとも感動します。

マクシミリアン・クルツヴァイル「黄色いドレスの女性(画家の妻)
マクシミリアン・クルツヴァイル「黄色いドレスの女性(画家の妻)https://twitter.com/wienmodern2019

ウィーン・ミュジアムは改装工事中につき、ただいま休業中。

ウィーンミュジアム(旧ウィーン市立博物館)は2019年2月4日より改装工事につき、数年間休業だそうです。ウィーン・ミュジアム・カールスプラッツ(2019年7月確認)

どおりで、同美術館の目玉の「エミーリエ・フリーゲの肖像」クリムト、「ひまわり」「自画像」シーレなどなど、大挙して来日しています。大阪巡回が終わるのが12月ですから、最初の訪問地日本に1年近くの滞在になります。 これはファンとして嬉しい。

ウィーン・ミュージアム(オーストリア・ウィーン)

1887年に「ウィーン市立歴史博物館」としてウィーン市の文化の中心地カールスプラッツに設立され、2003年に通称「ウィーン・ミュージアム」と改められました。 所蔵作品は、旧石器時代から20世紀中頃に至るまでのウィーン市の歴史・文化資料を含め100万点に上り、まさにウィーンの歴史と文化の壮大なアーカイブであるといえます。美術コレクションは、約100年前にリヒテンシュタイン候がウィーン市に寄贈した作品群を基盤とし発展してきました。収蔵品の中でも評価が高いのは、世紀末ウィーンの美術コレクションで、400点以上のクリムトの素描と約1000点ものオットー・ヴァーグナーの肉筆デザイン画は世界随一の所蔵数を誇ります。クリムトの油彩画やウィーン工房による一連の芸術作品も、ウィーン・ミュージアムの重要なコレクションです。
https://artexhibition.jp/wienmodern2019/highlight/

美術だけじゃない、インテリア・建築・音楽・歴史ファンにも楽しめる展覧会

ウィーン世紀末は日本で人気なので、しばしば展覧会があります。この展覧会の特徴として、ウィーン世紀末作品がまとまって見れるほかに、特に建築インテリアに強いウィーン・ミュジアムの出品で、幅広くウィーンを知れる展覧会でした。

美術

クリムト、シーレ、オスカーココシュカの人気画家の作品の他に、クリムトの先輩で大人気画家だったハンス・マカルトの絵画もありました。分離派のグラフィックデザインが数多く展示されていました。


建築

旧ウィーン市立博物館だけあって、ウィーンの都市についての展示が厚く、有名な歴史建築特に世紀末に建てられたた建築の模型が展示されていました。

オットーヴァグナー「美術アカデミー記念ホール」
オットーヴァグナー「聖レオポルト教会」
アドルフ・ロース「ゴールドマン&ザラチュのオフィスビル」他

インテリア

ビーターマイヤーの家具の展示がありました。ウィーン世紀末デザインの源流ということで、他では軽視されがちなビーターマイヤーが取り上げられていたのは、良かったです。家具・銀製品の実物にの展示のほかに、インテリアが分かり易い絵画がおおくありました。ウィーンは寒い所にあるので、部屋に閉じこもりがちになるのでかしらと、推察しました。インテリア雑誌の写真のような絵画に、マニアは嬉しかったです(私です)。

ルドルフ・ファン・アルト「孫と共に書斎にいる自画像」という絵画ではバロック・ロココの黒に金の装飾の家具に囲まれた部屋に、男の子の孫と語らう老人の絵なのですが、写真で云うところの「ひき」で描かれていて、中産階級のお宅ではバロック家具をこうして使うのかと分って興味がありました。でも、イタリヤやフランスの画家、いや普通の画家は、人物をズームにして、孫と祖父だけ切り取る構図にして、この時代風ならさらにドラマティックに描くのでしょう。「ひき」にしているので日常性が強調されいるのもいいですね。

18世紀の貴族の描かれた絵画を見て、「そこのお姐さんどいて、後ろのチェストの装飾が見たいの」と思っているので、これは嬉しいです。

「ウィーンの私の家」という絵画は、人物がなく、緑の壁の部屋にビーターマイヤーの軽やかで庶民的な家具の置かれた絵で、インテリア雑誌の写真そのもです。

世紀末の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の晩年を描いた、フランツ・フォン・マッチョ「シェーンブルン宮殿の書斎での皇帝フランツ・ヨーゼフ1世」皇帝が一人机に向かう絵なのですが、書斎の様子インテリアが丸わかりの絵で、亡くなった皇妃エリザベートの肖像画が飾られています。ちょっとうるっとなりました。亡くなった奥様の肖像を手元に飾っているなんて。

この投稿をInstagramで見る

「ウィーン分離派と同時代の絵画」 ・ クリムトが活躍していた時代に、ウィーンではこんなに温かみのある絵画作品がありました。画家が自身の奥さんを、うっとりするような美しさで描いていたり、親子の食事風景を描いていたりなど、見ているとほっとするような絵画ですね。 ・ 表情や絵のタッチに目を向けて鑑賞を楽しんでみるのもおすすめです。 ・ 「出展作品紹介」 カール・モル≪朝食にて(母と子)≫(部分)1903年 ©Wien Museum ・ #ウィーンモダン展 #ウィーン #美術 #ウィーン分離派 #アート #ミュージアム #絵 #art #museum #fashion #artmuseum #exhibition #wien #austria

ウィーン・モダン展さん(@wienmodern2019)がシェアした投稿 –

音楽と歴史

美術品というより、歴史資料というものも展示されていました。

音楽関連では、

「作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」
ユーリウス・シュミット「ウィーンの邸宅で開かれたシューベルトの夜会(シューベルティアーナ」
クリムト「旧ブルグ劇場の観客」桟敷のお客様が特定できるそうです。
ヴィクトル・ティルナー「作曲家ヨハン・シュトラウス(子)」
ロダン「作曲家グスタフ・マーラの肖像」

歴史関連では、フランツ・ヨーゼフ1世の肖像画、リンク改造、ウィーン会議の絵画などなど。ウィーン会議は踊らなかったそうです。フリーメイソンの展示もありました。いたって普通の集会風景です。

感想

マリアテレジアから世紀末へ

会場にはいるといきなり、マリアテレジア女王の大きな肖像画がお出迎え。ここから啓蒙主義、ビターマイヤーの流れで、近代化するウィーンが、分離派を生み出す前段階が良く分かりました。普通世紀末芸術の紹介はこの時代だけ紹介するので、庶民的でシンプルなビターマイヤーが、ロココの後に入っているのを見ただけで、世紀末の印象が変わりました。

日本美術だったら、さしづめ竹久夢二の紹介するのに、浮世絵からの影響も提示するところでしょうか。

この投稿をInstagramで見る

ウィーン・モダン展さん(@wienmodern2019)がシェアした投稿

「エミーリエ・フレーゲの肖像」と服飾ついて雑感

本展覧会の一番は、クリムトの恋人であり、コルセットを使わない新時代のドレスを提唱した、「エミーリエ・ブルーゲの肖像」でしょう。この作品だけ写真撮影が出来ました。

お出かけのときには着物を着るようにしています。特に美術館へは着物でと思っています。今回は足を怪我したので、洋服で行きました。こちらに来る前に、同じ六本木の泉屋博古館分館の浴衣展に廻ってきたくらい着物関心があります。着物を着て帯を締めると、安心感があります。体形が悪くても恰好良く見えます。帯には苦しいだけではない利点があります。残念ながらそれは自分で着付けが出来るとという、ハードルを超えないといけないのですが。

コルセットを捨てることは、いいことばかりだったのでしょうか。復元されたドレスが休憩室に飾られていました。これ見ると服飾素材が縫いつけられて、凄くデコラティブ。そばにあった図録を見ると、エミーリエの洋裁店のドレスは、お尻の線が見える事で、受け入れられなかったとも書かれていました。展示されていた他のドレスにはコルセットをつけてもつけなくてもよいドレスがありました。大幅にシルエットが変わるみたいです。

あれから100年、今私たちはダイエットという見えないコルセットを締めています。

ゴスゴリのお店で一度、コルセットを試着してみてください。腰が決まって意外と心地よいです。安易に否定しないで付けてみてください。

ゆかた浴衣YUKATA展 泉屋博古館分館 2019 目に涼しく昔の夏のお洒落。

江戸時代の女物の浴衣が、多く展示されていました。 梅雨も終わりに近く、今年の夏はどんな浴衣のお洒落をしようか、色々考えて楽しい時期でござい...

「ひまわり」「自我像」シーレ

何回も見た作品です。若い時ほど熱狂的に見てはいないです。素描で一筆で線を決めてしまう才能。「ノイレングバッハの画家の部屋」「ひまわり」とゴッホにリスペクトした作品がありました。ゴッホ没後直ぐの個展でシーレはゴッホと出会うのですが、まさか若くして自分が亡くなるとは、思ってなかったでしょう。震えるような線が美しいです。

クリムト、

都美術でやっているクリムト展に行くのを、断念したこともあり楽しみにしていました。初期のまだ古典的な当時流行の絵画を描いていた作品も展示されていました。

脂の乗り切ったころの作品が少なく、クリムトの全貌を見せるところまではありませんでした。それでも「エミーリエ・ブルーゲの肖像」は青と緑が美しく、背景に仄かに消え入りそうな女性像です。青が綺麗だ。

金屏風のように金地に花を描き、接吻する男女を中央に配した「愛」西洋と日本とが交ざった、目を離すことができない作品でした。

ウィーンモダン クリムト、シーレ世紀末への道展 概要

w e b: 新国立美術館サイト内
特設サイト
「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展ホームページです。本展に関するニュースや企画特集などを紹介していきます。2019年4月24日(水)~8月5日(月)に国立新美術館(東京・六本木)、2019年8月27日(火)~12月8日(日)に国立国際美術館(大阪・中之島)で開催します。
twitter https://twitter.com/wienmodern2019
会  期:  2018年4月24日(水)~8月5日(月)
会  場:  新国立美術館
休 館 日 :  火曜日 ※ただし4月30(火)は開館
開館時間: 1 0:00~18:00 毎週金・土は5・6月は20:00まで、
7・8・9月は21:00まで、入場は閉館の30分前まで。
4月28日(日)~5月2日(木)、5月5日(日)は20:00まで
5月25日(土)は「六本木アートナイト2019」開催にともない、22:00まで開館。
入 場 料  :
当日券 団体20名以上、前売
一般 1,600円 1,400円
大学生 1,200円 1,000円
高校生 800円 600円

※中学生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方と、付添の方1名は無料

巡回展 国立国際美術館 2019年8月27日(火)〜12月8日(日)

お得情報

あとろ割、サントリー・森美術館の半券値引き

六本木アートトライアングル あとろ割 相互割引

森美術館(六本木ヒルズ)200円引き
国立新美術館 展覧会毎に異なる
サントリー美術館 100円引き

そのほかの値引き情報は、こちら。

新国立美術館アクセス方法

webサイト: web http://www.nact.jp/
twitter https://twitter.com/NACT_PR
facebook https://www.facebook.com/nact.jp/
Instagram https://www.instagram.com/thenationalartcentertokyo/
住   所: 東京都港区六本木7-22-2
電   話:  03-5777-8600 (ハローダイヤル)

アクセス方法

webページ http://www.nact.jp/information/access/

電車 東京メトロ千代田線 乃木坂駅 青山霊園方面改札6 出口 美術館直結
都営大江戸線 六本木駅 7 出口 徒歩4分
東京メトロ日比谷線 六本木駅 4a 出口 徒歩5分
バス 都営バス 都01 渋谷駅前⇔新橋駅前 六本木駅前 徒歩7分
渋88 渋谷駅前⇔新橋駅前 六本木駅前 徒歩7分
反96 五反田駅⇔六本木ヒルズ 六本木駅前 徒歩7分
品97 品川駅高輪口⇔
新宿駅南口
青山斎場下車 徒歩5分
港区コミュニティバス「ちぃばす」 赤坂 循環ルート 六本木七丁目 徒歩4分
東京都港区六本木7-22-2
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアしていただけると、嬉しいです。

フォローで応援、お願いします!

トップへ戻る