出光美術館 美の祝典Ⅲ江戸絵画の華やぎ、国宝伴大納言絵巻も見れます。。

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風神雷神 伴大納言絵巻日本美術
出光美術館のサイトよりおかりしました
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開館50周年記念の展覧

出光美術館も山種美術館と同じく、開館50年目だそうです。1万点ある所蔵品より。選りすぐりを展示しています。

江戸絵画への視線 山種美術館 おすすめ情報をブロガー内覧会で聞いてきました。
山種美術館で、おすすめを聞いてきました。 山種美術館の「江戸絵画への視線ー岩佐又兵衛から江戸琳派へー」(7月2日~8月21)のブロガー内覧会に3日の夜参加しました。山種美術館からの、鑑賞のおすすめポイントとお得情報を聞いてきたので、書きま...
ここは鳥の楽園でしょうか?。江戸絵画への視線展 山種美術館
江戸絵画の、鳥たちを楽しもう。 山種美術館 開館50周年記念 江戸絵画への視線展 この展覧会には、多くの鳥の絵が出ていました。鳥をキーワード展覧会を楽しむのは、どうですか。鳥は可愛い・華麗・ゴージャスそして、幸せを呼ぶ、吉祥モチーフだよ。...

「美の祝典」シリーズは絵画作品を3回にわたり、大和絵・水墨画・江戸絵画と特集しています。それと国宝「伴大納言絵巻」が10年ぶりに公開されました。各展覧会毎に、上中下巻が公開されました。

好き勝手に、感想書きます。

喜多川歌麿「更衣美人図」今の季節にぴったり

解説はこちら 喜多川歌麿「更衣美人図」

喜多川歌麿「更衣美人図」出光美術館所蔵

喜多川歌麿「更衣美人図」出光美術館所蔵http://www.idemitsu.co.jp/museum/collection/introduction/painting/ukiyoe/ukiyoe02.html

「暑い、暑い。」と声が聞こえてきそうな絵です。町人のおかみさんが、炎天下外出先から、家に帰り、風通しのよい奥の座敷で、汗でぐっしょりなった着物を着換え中です。喜多川歌麿の観察が眼が光りま。丸帯を解いただけだと、着物の具合はどうなるか、床に落ち懐紙と扇の有り様。袖口に扇の風を送り込む仕草などなど。

着物や持ち物などから、彼女が芝居見物のような楽しいお出かけではなくて、例えば本家での集まりに出席か、実家のもめ事のため、面倒な外出したかな。

長屋の住人なら、腰巻ひとつになって、ひっくり返ってるでしょう。裕福な商家の内儀ですから、こんなときでも立ち居振る舞いに風情があります。同じ座敷に、旦那や子供、女中いたのかと。旦那に出先の様子をあれこれ話したり。子供は、丸髷のまげが大きいところをみると、幼児でしょうから、ばたばた走りまわっているでしょう。

彼女はこれから普段着に着かえて、家事、頑張ります!

江戸好み「風神雷神図」屏風 酒井抱一 

解説はこちら、酒井抱一「風神雷神図屏風」

一見して、江戸風だと思いました。琳派の先輩、俵屋宗達、尾形光琳の「風神雷神図」を原案にした作品です。俵屋宗達のと比べると、軽妙洒脱で、さっぱり。粋とまでは言いませんが、江戸好みです。

鈴木其一「四季花木図屏風」

こちらの展覧会を見てから、山種美術館の江戸絵画への視線展に行きました。鈴木其一といえば、酒井抱一の弟子としか認識はなかったのです。この独特な画風にはまった一日でした。

琳派の鮮やかな色彩の屏風が続いたあと、出口近くに展示されていました。桐の紋が真正面から描かれて、旗印のようでした。師匠の作と異質で引付けられました。このざわざわは何だ。

山種美術館のブロガー内覧会で、学芸員さんに説明されて少し腑に落ちました。鈴木其一は、物を真正面から描いてしまい、人工的な表現をする画家だそう。物があれば、普通の画家は斜め方向からナチュラルに描きたがるのに、当人の資質でもあるようです。

江戸絵画への視線 山種美術館 おすすめ情報をブロガー内覧会で聞いてきました。
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サントリー美術館の鈴木其一の展覧に、たぶん行くことになるんでしょう。面白いんで少し追いかけてみます。

国宝「伴大納言絵巻 下巻」

解説はこちら、「伴大納言絵巻」

平安時代の有名な絵巻が、10年ぶりに展示されました。本物は存在感が素晴らしい。見られて感激です。

わたしは、美術館で絵巻物を見るときは、他のお客様が気になって、じっくり見れません。絵巻物の展示方法が現代の美術館展示にそぐわないと思っています。かつては数十人が一緒に絵解きを楽しめるメディアでした。平置きでは、額装の絵画と違い何人も一緒に観るのに適してないです。細かいところは自宅で画集で観ます。

今回も、細かい部分までじっくり見ないで、絵巻の発する風格を見てきました。伴大納言絵巻下巻は、雲や松林で場面転換をしていないな。昨年観た一遍上人聖絵伝など、林ボリュームが結構大きかったです。

出光美術館 美の祝祭展の、お得な話。

名品揃いで、入場料は押さえ目です。

この展覧会は本当、コストパフォーマンス良いです。普通の特別展の入場料が1,400円、1,600円のところ、お値段抑えめの、大人1,000円大学生・高校生800円なんと中学生以下は無料です。

しかも出光美術館は、皇居の二重橋に近く、銀座にも近い東京の中心地です。一階は帝国劇場です。

入場料が安いと、会期中に銀座界隈に来たらまた視たいな。

展覧会が再現、必見webページ

アニバーサリーイヤーの各展覧会の、目玉になる作品が、pcの画面いっぱいの大画像で見れます。出光美術館にいけなかった人は、見ると会場に来た気分になります。

50周年記念特設サイト

美の祭典のチラシ 

美の祭典のチラシ http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html

美の祝典Ⅲ江戸絵画の華やぎ展 概要

開館50周年記念 美の祝典Ⅲ江戸絵画の華やぎ

w e b:展覧会のページ
会  期: 2016年6月17日(金)~7月18日(月・祝)
会  場: 出光美術館
休 館 日 : 毎週月曜日
開館時間: 10:00~18:00(入館は17:30前まで)
入 場 料  :一般1,000円 大学・高校700円
中学生以下無料、ただし保護者の同伴が必要
団体20名以上、200引き
各種障がい者手帳お持ちの方は、200円引き、介助者1名無料
詳細はサイトで、

出光美術館アクセス方法

webサイト:http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/index.html
住   所:東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階 専用エレベーターがあります。
電   話:ハローダイヤル03-5777-8600(展覧会案内)

アクセス方法 webページ

JR有楽町駅 国際フォーラム口 徒歩5分
東京メトロ有楽町線 有楽町駅・都営三田線 日比谷駅 B3出口 徒歩3分
東京メトロ日比谷線・千代田線 日比谷駅 有楽町線方面 地下連絡通路経由B3出口 徒歩3分

東京都千代田区丸の内3-1-1

山種美術館 江戸絵画展

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