小動神社
小動(こゆるぎ)神社は国道134号線沿い、腰越漁港そば江の島にも近く、海を感じる神社です。掃除が行き届き、明るい気持ちのよい神社でした。
見どころ
参道 八重桜が咲いていました。
四月の中頃に行きました。義経の腰越状で有名な満福寺に通じる道を、反対側に行き、住宅街を抜け、国道134号線を渡るところにあります。

小動神社
社殿

小動神社
江戸時代建立の本殿が、関東大震災で倒壊して、昭和四年(1929)に再建されたもの。
境内
掃き清められて気持ちがいいです。
繁みの中にある、第六天。信長が称した「第六天魔王」と同じです。江戸時代まで相模の国を中心に関東に多くの社があったそうです。詳しいことが訳らないのです。(国文科で中世をやっていたので、一言。中世神話はこじれる地雷物件。きちんと研究している人がいるのかな)

小動神社
見晴らし台
境内にコンクリートの階段があります。登ってください、見晴らし台です。江ノ島が眺められます。

小動神社
フェンスが高いので、手を伸ばすか、自撮り棒で撮影した方がよろしいかと。

小動神社 参道の濃いピンク色が印象の、八重桜。
小動神社とは
小動神社 (こゆるぎ じんじゃ)
祭神 建速須佐之男命(たけはやすさのうのみこと)、建御名方神(たけみなかたかみ)、日本武尊(やまとたけるのみこと)、歳徳神(としがみ)
例祭 1月16日
境内社 海神社、稲荷社、琴平社、第六天、
神事 湯花神楽(例祭)、天王際の神輿渡御(7月14日)
御利益 悪災除 国土開発 五穀豊穣
社の建つ岬一帯は小動崎。地名は「小動の松」という。風邪も嵐もないのにゆれる美しい松の木がこの地にあったという伝説にちなむ。文治年間(1185~1190)、江の島詣での折に訪れた佐々木盛綱がその末に魅了され、祖父の領地を近江国の八王子宮を勧請したのが始まりとされる。盛綱は葉をゆらせて事のような音を奏でる松を「天女の遊戯の霊木」と称えた。
元弘三年(1333)五月、新田義貞も鎌倉攻めの際に戦勝祈願し、後、報賽として太刀一振に黄金を添えて寄進し、社殿を再興した。
鎌倉の神社 小事典
アクセス方法
webサイト: | なし |
住 所: | 神奈川県鎌倉市腰越2-9-12 |
電 話: | 0467-31-6566 |
管理元神社: | 八雲神社 http://koten-kagu.jp/2016/04/13/kamakura-32/ |
アクセス方法
最寄駅:江ノ島電鉄腰越駅下車 5分
近くの名所
満福寺


浄泉寺

2016年5月16日初出
2018年2月7日改訂