日本文化について、2013年6月にこう考えていました。
日本文化=江戸時代、浮世絵、女性向け
仕入れ商品のヒントをみつけに行ったのですが、私の思惑と違いました。
雑貨業界もこのコンセプトで、和風商品を開発しているのが、圧倒的に多いです。
上野駅から浅草へ、日本的なるものを探しに行きました。
2013年6月29日に、上野駅からぶらぶら歩いて浅草に行きました。上野駅を出ると。仏壇屋街、このエリアは卸売りの街です。京都の神具仏具屋さんのサイトをみると、ワクワクするような刺激をもらうのです。この仏具の机は家具に応用できないかな。神社の御簾を安く売れないかしら。と、当時は考えていました。まさか私の売りたい家具もインテリヤ用品も、何処も作っていなくって、私がデザインすることになりました。
仏具屋街から、合羽橋の道具街にまわりました。10数年前に一度来たことがあります。お店は変わってない印象。外国人が多いです。田原町の駅に近いお店は、各国からのお客様で賑わっていました。奥の方に行くと外国人が少なくなり。主婦がグループで菓子型を買う前回来た時と同じ光景も見れました。居酒屋さん向けの調度品を扱う店で、つくばいと、麻布のれんを押していました。この店かな、店内が暗くて、高級感がないので勝手に、居酒屋さん向けと思いました。
浅草で、日本文化=江戸・浮世絵を目撃。
こちらも、外国人観光客が多数です
私も海外旅行をしたことがあるので、観光客は訪問国の歴史について知識を深めようとは思っていません。生活者の真実にも興味がありません。(私がヨーロッパを一緒に旅した連中は、歴史大好きでした。)リアル感は求めています。本物のルネサンス絵画、ルーブル王宮。観光客は本物を嗅ぎわけて来るようです。
中国人も、欧米からお客さんも、東南の方も、わんさかわんさか来ていました。当然土産物屋に、群れています。浮世絵が印刷してあれば、Tシャツでも、団扇でもなんでも売れるんかい!突っ込みたくなりました。自分の海外旅行の時のことを思い出して。温かい目で見守りました。
日本文化=江戸・浮世絵
観光地のトラップにハマりました。浅草についたのが3時すぎで、目についたお店が、中波ラジオで宣伝している。老舗の天ぷら屋。有名店で、お客さんも入っているので大丈夫かと思ったら。天丼が不味い。生まれてこの方、天ぷらがしょぼい天丼に当たったことはありますが。不味い天丼ははじめてでした。

デザイン界巨匠三点セットと呼んでいます。横断歩道で撮りました。

浅草松屋
あこがれの、お店、森暁雄宝飾店
あこがれのお店を見つけちゃいました。オートジュエラー・アオキ・モリの浅草店です。ジュエリーより高級家具が好きなので、他のアクセサリー・ジュエリー店には興味がありませんが、ここのはぴんときました。皇族から美川憲一さんと顧客にしているお店です。浅草なので千円台からアクセサリーがでていました。着物にする時はこちらで、象牙や蒔絵の帯留めをあつらえたいです。江戸の飾職人に近い、かんざしをアクセサリーにする感覚が好きです。
ベースは江戸なんだけど、上品なのが気に入りました。
和紙屋さんの店主と、話したこと。
思いがけず建長寺さんへ和紙製品を納入しているそうです。当時ハンドメイド品の通販をしていましたので、お礼状の、一筆箋など買い求めました。
当時も今も、同じ和でも、有職故実、平安王朝文化、鎌倉武家文化をキーワードに考えていたので、店内で物色したけれどなく。また男性向けの製品もありませんでした。その所を店主に聞くと。その手の商品はないそうです。
日本文化=江戸・女性向け らしいです、和紙業界は。
こんなもの買いました。一筆箋、さや型は赤ではなく他の色なら男性向けになるのに。一番右の、黄色い丸紋はぎりぎり、男性向けかな。
当時、通販をしていたので、日本的な柄ということで、こちらを買いました。
鹿の子模様(江戸時代発祥)。有職故実(平安時代)とは遠いです。