横浜山手西洋館の家具紹介です。今回は サイトの紹介ページで、家具の由緒が分かる西洋館の家具を紹介します。

外交官の家、家具・調度が再現されています。
外交官の家は、ニュヨーク総領事、トルコ全権大使を務めた内田氏の館。明治43年に建てられました。家具・調度が再現されています。
クリスマスデコレーションは、ウクライナです。

外交官の家、

外交官の家、

外交官の家、

外交官の家、

外交官の家、

外交官の家、

外交官の家、

外交官の家、

外交官の家、
洋行暮らしが長いけれど、やっぱり日本人だなと思わせた、セレクションでした。公開されていませんが、純和室があるようです。
ブラフ18番館、元町で制作された家具を復元しました。
ブラフ18番館は、関東大震災に建てられた外国人住宅です。
大正末から昭和初期の、横浜洋家具が復元されています。
クリスマスデコレーションは、フランスです。

ブラフ18番館

ブラフ18番館

ブラフ18番館

ブラフ18番館

ブラフ18番館

ブラフ18番館

ブラフ18番館

ブラフ18番館

ブラフ18番館

ブラフ18番館

ブラフ18番館
エリスマン邸、設計者レーモンドの家具。
エリスマン邸は、大正15年に建てられました。アントニン・レーモンドにより設計されました。レーモンドはコルビジェの弟子だそうです。会社のサイトはこちら。
クリスマスデコレーションはオーストリアです。

エリスマン邸

エリスマン邸

エリスマン邸

エリスマン邸
今回大変気になったのが、楽譜入れ、元々このお屋敷にありそうな家具です。浅い引き出しの箪笥です。色もいい色でした。この前に王冠が展示してあり人波が途切れないので、全体写真を撮るのに少し苦労しました。

エリスマン邸

エリスマン邸
横浜市イギリス館、ダニエルの家具。
横浜市イギリス館、昭和2年に建てられた、旧英国総領事公邸です。
クリスマスデコレーションも、イギリスです。それとダニエルが協賛していました。食堂の家具はクラシカルテイストだけれど、金の飾りが現代人好みですね。

横浜市イギリス館、

横浜市イギリス館

横浜市イギリス館、

横浜市イギリス館

横浜市イギリス館

横浜市イギリス館
山手資料館で、文久年間の家具とお逢いました。

山手資料館
山手資料館は、組織が捌で、入場料を取られました。こちらの2階で、江戸時代に作られた、横浜家具が見られました。

山手資料館
キャビネットの上の棚を、違い棚にしているところが、日本人の職人も戸惑われたでしょう。見た目は、全体に西洋家具です。仕上げも、ニスなど西洋家具の塗料です。さぞ制作した職人も。初めてづくしだったでしょう。
彫刻部分をアップで、
木の家具は300年持ちます。
木の家具は修理をしながら、使うと300年持つことを知っていましたか?
幕末の家具なので、このキャビネットは150年くらいです。古いといっても、現役として使えるのです。
ヨーロッパでは、修理をしながら代々受け継ぐ。あるいはアンティーク好きの人のもとに渡り。修理されながら使われていきます。もちろん時代の流れの中で消えていくもの方が多いでしょう。
木の性質上、いすなどで使用に耐えられなくなるのが300年だそうです。
300歳以上の家具たちは、オークションで高値が付き、億万長者や博物館に行きます。
もっと日本人は、古い家具を大切に使って欲しいな。投資としても有望です。
山手の西洋館の、家具とクリスマス





2015年12月11日初出
2018年2月7日改訂
2022年3月10日改訂