インテリアにも。主役・脇役・エキストラがあります。
ドラマにも演劇にも、主役・脇役・エキストラがいます。
インテリアコディネートにも、内装、大きな家具の、ボリュームを取る主役がいます。
さし色になる小物家具、存在感のあるオブジェの、脇役。
そして、実用的な道具や雑貨と、それを収納するグッズは、エキストラです。これらの道具類がないと、生活できません。数も多いです。さりとて、全部収納するのも難しいものです。
エキストラとて、演技指導、衣装きめは、監督である、あなたですので、今後の方針を決めておきましょう。
白か、黒か、ナチュラルに決めましょう。
これは我流のインテリア論ですが
実用的な小家具やファイルケースは、収納グッズは、白か黒か木製・籠のナチュラルなものに統一した方が良いと思います。
生きることはマルチカラーの物が勝手に増えていくことです。役所から送りつけられた封書、プラスチックの道具、そして本。マルチカラーは上級者インテリアです。コディネートが難しいです。ずぼらさんが放っておくとイライラします。
素人は、統一した色のもので整理収納した方がよいでしょう。
私はこうしています。
以前は黒のアイアンのシャンデリアや、茶色の木のものも買ってました。今はインテリアのエキストラは白に決めました。
ファイルも色分けしていましたが白にしました。ちなみに本業の事務員として言わせていただくと、紙のファイルはすぐにダメになりますが、プラスチックのは丈夫でお勧めです。
書類・資料をまとめておくマガジンラックは、買うのならば一生使える納得の物として、フランフランの昔からある。グラマラス マガジンボックス ホワイトにしました。人気があるのかしら、青山の本店に買いに行ったら白がなくて。さらに通販にもなくリクエストしまいした。銀座店で見つけて3個全部買いました。今は結局6個持っています。カタログやデザインの参考になる切り抜きを入れています。
白色に私は決めたので、家電製品も白、カメラも白にしました。これはという大物家具や、カーテン壁紙以外白を買うようにしています
どうして、白、黒、ナチュラル、なのか。
赤でも、青でもいいじゃないですがという方もいると思います。好きならいいんです。でも廃番になって他の商品を買った時、色味や質感が違うリスクが高いと感じます。
白、黒は、質感が別のブランドやシリーズでも、差がないのでよろしいかとおもいます。アイアンでも、プラスティックでも色味が変わらないのす。家電製品は白か黒に決めておけば、統一が取れます。
では、ナチュラルは、というと、木や天然素材の籠です。茶色の布や塗装もよいでしょう。日本人は木製品が好きなので、豊富に売られています、無印良品などそうですね。
ロココスタイルや都会的なモダンスタイル以外、幅広いインテリア様式に合うのもよいですね。
決めてしまうと、お買い物が楽。
道具や雑貨や小物家具そして家電を、白・黒・ナチュラルと、決めると、お買い物が楽です。
白なら白いものを買います。機能性だけ検討して、後は白い色にします。逆に収納する、道具や雑貨は好きな色を選ぶと決めたら、楽しみも増えました。
インテリアの主役になる色を、邪魔しないための、エキストラの物の色の統一です。お部屋の中がすっきりして、主役をぐっと引き立てます。
主役と脇役をどうキャスティングしていくかがインテリアの楽しみです。どんなドラマ(スタイル)にするか、映画・演劇ならば俳優さん同士の化学反応に期待ができますが、内装や家具は物ですから人間のほうでコントロールしないといけませんね。ちょっと思いました。
2012年9月11日初出
2015年11月30日加筆・改訂