喫茶店がある、幸せ。
観光地なので、昭和な喫茶店が何店舗も残っています。その風があるのでしょうか、観光エリア以外の大船にも喫茶店が残っています。
カフェや、スタバに慣れていますが、席取りに気を使ったり。技術のないアルバイトの作る、素人臭い味が、鼻についたりします。
高級レストランに勤めていたので、素人とプロの味の差が解ります。素人は味に安定感がありません。プロは技術で底上げしてきます。
名物喫茶店がいくつもあるなかで、大町の 珈琲 井川 は松竹女優 井川邦子の店として有名です。何度か行ったことがありますが。地元に住んでいるので、すぐそばまで行っても、行かずじまいのことがありまして、2007年9月以来の再訪をしました。
とりサンドと卵サンド半分ずつとコヒーを頼みました。昭和らしいレトロな備品。
前回来た時は、上品な女性が、サンドイッチを作ってくれました。その時は御本人が在命中で、久々にきれいな山の手言葉を聞きました。
かなりお年なので、もしやと思い調べましたら、2012年にお亡くなりになっていました。親族の方が、喫茶店を続けられています。店内もそのままです。昭和の女優の面影を探して、訪ねてください。
今回お店に行きましたら、地元のいかにも鎌倉人らしい、おばあさんが、カウンターでお店の人と話してました。観光客もいました。その中に、細身の若い男性がひとり、文学青年が似合う店です。若い人にも行って欲しいな
クラッシックのCDを流していたのも、雰囲気が壊れなくていいです。

喫茶 井川のプリン
先代のオーナー、女優、井川邦子とは
井川 邦子(いがわ くにこ、1923年10月15日 – 2012年10月4日)は、日本の女優。1940年、松竹に入り、同年、河野敏子の芸名で『絹代の初恋』で映画デビュー。戦後、井川邦子と改名し、木下惠介、小津安二郎など巨匠の作品に数多く出演。中でも『わが恋せし乙女』『結婚』『肖像』『カルメン故郷に帰る』など木下作品に次々と出演し、木下学校の優等生としてスターの道を歩んだ。1960年の『笛吹川』を最後に映画界を離れ、その後はテレビドラマに出演していたが、1977年に女優業を引退。引退後は神奈川県鎌倉市で喫茶店を経営し、悠々自適の生活を送っていた。88歳没。
Wikiより抜粋で引用
井川邦子さんのファイルが本棚にありました。古い映画雑誌もファイリングされています。往年の松竹映画を懐かしみながら、午後の珈琲を楽しむのも、一興です。

珈琲 井川 井川邦子さんのファイル

珈琲 井川
アクセス方法
webサイト: | なし |
住 所: | 248-0006 神奈川県鎌倉市小町1丁目10−23 |
電 話: | 0467-22-2617 |
定 休 日: | 月曜日・火曜日 |
営業時間 : | 10:00~16:00 |
アクセス方法
最寄駅 JR横須賀線鎌倉駅・江ノ島電鉄鎌倉駅 より徒歩288m。
近くの、神社・お寺・カフェ・史跡
小町大路(若宮大路の東を平行に通る道)周辺を、鶴岡八幡方面から、大町方面の順番です。
宝戒寺
2017年6月2日改訂
2018年2月3日改訂
2018年3月4日改訂
鎌倉の、ヴィジュアルの良いところを紹介する、ガイド記事を、目指して書いています。
ブログを書くときは、実際に神社仏閣に行って、情報を足で歩いて探して書いています。今のところ有名な名所が、抜けていますが、ご容赦ください。鎌倉市内の観光エリアの寺院はすべて取り上げる予定です。
当ブログ管理人 山本は鎌倉に住んで47年になります。鎌倉市民だから知っている、情報も書きます。他で読むことのない、鎌倉観光情報サイトにいたします。
鎌倉らしい日本の古典デザインの、家具をデザインしたいと思っています。鎌倉の名所めぐり、勉強になります。デザインのヒントもいただけて、ワクワクしながら、取材しています。