グッドデザイン賞受賞展 G展に行ってきました。今日は家具以外の受賞作について、気になったもです。
グッドデザイン賞、ベスト100
グッドデザイン賞がしょぼいこと、攻殻機動隊で何か書きます。
http://koten-kagu.jp/2015/10/08/yomoyama-14/
グッドデザイン賞をとっても、売る上げは上がらないらしい。悲報!
ミッドタウンの帰りは、どこにいきましょうか、ハンターズフェア?
http://koten-kagu.jp/2015/10/28/dezain-35/
グッドデザイン受賞展に行ってきました。ついでにスチームパンクイベントにも

家具の受賞作の感想書きます。グッドデザイン受賞展

ベスト100より
太鼓 [調律桶太鼓 奏]
太鼓 [調律桶太鼓 奏] 株式会社浅野太鼓楽器店
(今回は画像をサイトから、お借りしました)
細長い板を桶状に組んで竹の箍で固定した胴の両端に革を当て、革縁に設けた孔に調べ緒を通して締めた桶胴太鼓。調べ緒に接続したストラップを肩にかけ、太鼓を腰のあたりに吊り下げて両手のバチで打つ。調べ緒は胴に取り付けた12個のU字金具を介し、2枚のそれぞれの革にそれぞれ別の調べを通して革を締める仕様により、革の張力や音程・音色の調律を可能とする。また調べ緒にオプションの音調整革を装着することで、さらに2枚の革から発する打音を変化させることができ、演奏の多様化を実現した。
私の感想、会場で目立ってました。実物を見て漆塗りの発色が印象的。調律のできる太鼓ですか、演者の負担が減ります。結構大きかったのですが、腰から下げるそうです。お祭りが変わるかな?
受賞作より
Ceramic house living items [Rhythm of Lattice]
Ceramic house living items [Rhythm of Lattice] Artilize Worldwide Co., Ltd.
私の感想、人だかりが少していました。先に見ている人がなかなか離れてくれませんでした。海外の出品なんで、大まけで取らせてくれてように見えました。60年代北欧スタイルでないと、日本の出品は、受賞が無理のようです。
緞通 [山形緞通]
緞通 [山形緞通] オリエンタルカーペット株式会社
昭和10年中国の緞通織技術者を山形に招き、我々のものづくりが始まりました。品質の高さを評価頂き、戦艦大和・武蔵の長官室、バチカン宮殿ローマ法皇謁見の間、新宮殿、赤坂離宮等、国内外著名建築に納入を重ねて来ました。しかし建築では良いもの→贅沢品の概念が、ものづくり存続を脅かす大きな要因となっています。技術伝承の為、培って来た技術を最大に生かしたホームユースブランド『山形緞通』を立ち上げました。
ビジネスモデルでの受賞です。
私の感想、見本市で、山形緞通のコーナーを見ると、人だかりがしています。実物は色がきれいで、ボリュミーで、ゴージャスです。お値段もそれなり。それでも、時流にのって、カジュアルラインを立ち上げたものだそうです。
本当に私って、モダンデザインが嫌いなんだ。というセレクションでした。
グッドデザイン賞は、装飾してあるデザインには厳しい。何か恨みでもあるのですか?受賞作を見ていると、傾向と対策がわかりそうです。
提示パネルによると、今回の受賞作1300点のうち、東京から500点受賞だそうです。これはダントツ、地方でも選考会があり、応募に補助金が出たりしています。地方だからデザイン力がないとは言えません。また大企業が多くて、中小企業が少ない。
賞がで出来てから、半世紀以上たつので、地方と中小企業には、使えない賞だと認識されているらしいようです。