若いころはよく着物を着ていました。
事業主なので、顔出しするときは、着物に決めました。
現実は若いころ、謡曲・仕舞の稽古をしていた時は、ずいぶん着ていました。大学の講義にも出たっけ。その時は、仕舞用の袴(塩瀬で出来た、仙台平と同じつくりのもの、能楽界隈でしか、穿かれない。)という、驚くほど着やすく、はしたない格好をしてもデニム並みに見苦しくないアイテムを身に着けていたので、楽でしたし、コスプレ気分でアドレナリン放出状態でした。
社会人になり、お友達の結婚式に行くようになると、鎌倉から都心の披露宴会場に行くのに、帯がほどけたら自分で結べないのと、袋帯は袴下に使う半幅帯・角帯より、きついなどと遠ざかりました。
一時アンティーク着物を買ったときもありましたが、着付け教室に一回しか通えませんでした。素敵な教室で女優さんも通うところでしたが、諸般の事情により通えなくなり、その後すぐ教室はクローズ。
私の着物歴には、ブランクがあるんです。
7・8月は着物を着ます。
公式には、着物を着ると決めたので、カレンダーに「7・8月は着物を着る」と書きこみました。それから町内会のお祭りに行くのを目標にして、和裁士の母に教わりながら、浴衣、半幅帯で貝の口に結ぶ練習を、始めました。
肝心なお祭りの前日に、教えられた貝の口の結び方逆だと分かり、あわてました。
夏から着付けのレッスンをはじめるのは、お得です!
夏は浴衣のシーズンなので、長襦袢を着こまなくてよいし、帯が半幅で楽です。花火、お祭り、盆踊りと着ていく機会もあるので、夏から着物をはじめるのは、ハードルが低くて良いと思いました。
次なる目標も設定。

虫干し中の着物
追記、サイト作りで、着物どころではなくなりました。
2016年6月21日追記
着物コスプレーヤーになる。着物スチームパンカーになるんだと、ブログにも書きました。しかし昨年夏に、独自ドメインブログをはじめて、ぱつんぱつんになりました。着物着付けもそうですが、洋裁とかフランス額装とか、工作に手が回らなくなりました。せっかく無料で見られるamazonプライムビデオも、興味がある映画もあるのですが、見ていません。
近頃、ようやく精神的に余裕が出て来たので、ぽつぽつはじめたいと思っています。
2014年8月6日初出
2016年6月21日加筆改訂
2016年8月23日改訂

東京都庭園美術館 新館