オンライショップの即売会に行ってみた。
昨日都内某所で、オンラインショップの限定即売会に行ってきました。
インテリア中心の布モノ系のショップで、クッションの取り扱いもあって、クッションを裏返して、布地の処理の仕方を見たりちょっと忍者気分。布モノは自分で作りたいので、自然とショップの片隅の、半端物コーナーへすい寄せられました。
そこで、何年間も捜していて、1年くらい前にあきらめた、黒の縁飾りブレードを見つけました。念のため2m入り2個と同じ籠の中にあった、白い細い飾りロープ手にして、レジに、「製品を買わないですみませんねぇ。」と言って会計してもらいました。
お店の人と話したこと。
お店の人に黒のブレードをずっと探していたという話をしたところ、逆に白色について、お店の人から、
「こちらの希望している白が、どこの会社にもないのですよ。」逆な話をされました。
私は、フランス額装の経験があったので、
「日本人の純白は雪の色で、青がはいっているのではないでしょうか。
国によって、白色の好みが違います。以前アメリカのウエディングの本を見たとき、ドレスの色がベージュー・黄色っぽく見えました。国内の業者さんでさがしてみたらいかがですか?」
と話しました。
紙の会社は日本の「白」を知っています。
フランス額装は布・糸ではなく、紙の使用量が多いです。私も扱っていたのは紙でした。
外国(ほとんどフランス)の白い紙を見ると、黄色っぽくみえました。
外国のドギュモン(額装する絵・写真のこと)は合うのだけれど。日本の物には、日本の製紙会社が作った物が合いました。紙の見本帳を見ると沢山の白い紙があります。そこにはズバリ日本人の大好きな青みがかった白色もあって、随分使わせてもらいました。
日本の製紙業者はがんばってます。
日本人は、青みがかった白が、好き。
今回はじめて話しますが、誰かに聞いたことでも、本で読んだ訳でももないのですが、
≪日本人の好きな白色は、雪の色、少量青みがっかた白だと考えています。≫
北海道から鹿児島まで雪は降ります。雪の色=純白と感じる日本人は、地域差個人差があっても、多いのではありませんか、
この間、本当の白いペンキの色見本を見ました。私の感想ですが、つまらない色でした。ペンキ会社もがんばっています。
が、製紙会社さん数百?いやそれ以上かも知れない色の紙を、国産で作っています。日本人の好きな青みが少し入った白色、良く分かっていらしゃいます。それを使っている、デザイナーがいるのも目撃しました。
(今年=2013年は関東でも12月に雪が降る予想が出ました、この写真は昨年のものです。まだ鎌倉には雪は降っていません。)
2013年12月17日初出
2016年3月9日改訂
2016年8月16日改訂