よくある、大き目の本棚をぶった切ってみました。
幅一間高さ二間・幅90cm高さ180cmの、よくある大きさの、大きめの本棚を。横半分に切りました。

ブログをはじめたばかりで、分かりやすい写真でなくて、ごめんなさい。
全体を撮れたいい写真がありません。ていうか、工程写真も撮っていません、ブログ初心者のミスですね。
フラッシュ構造とは何ぞや、あなたの家にもあります。
この本棚は、はじめは捨てるつもりでした。
1969に購入したもので、フラシュ構造(決して戦隊ものの、決め技ではありません、)工業製品の家具でよく使われる方法です。一枚板に見えるところは合板で形作り、中が空洞の造りです、裏板はべニア一枚です。
家具デザイン研究所で勉強中なので、設計でフラシュ構造の棚の設計図を書いたので知りました。脆弱なので、裏にベニヤ板を入れることと、全部の棚を動かせる棚には出来なくて、一枚は固定棚が特徴だそうです。
ぶった切るだめに。学校に昼休みに、DYIの本を読んだら、べニアはカッターナイフで切るという知識も得て切ちゃいました。
70年代以降の無垢材でない、本棚、食器棚はフラッシュ構造です。あなたの家にもきっとあるはず。
用意したもの
横引きの のこぎり(ハンズで1,000円で買う、愛用ののこぎりは職人がいないので大切にしなさいと言われ、使わないことにしました。)
大型カッターナイフ、
金属の60cmのものさし
床の上で直接切らないように、角材とかあればよいです。私は、作業台にゴムマットにしました。
解体方法、中身スカスカなんで、簡単でした。
解体方法は、フラッシュ構造の棚には中間くらいの高さに、稼働できない棚板、固定棚があります。構造的にこれが必要です。
今回は、固定棚の5cm下で、切りました。
作業台の上に、本棚を横倒しにし載せました。
のこぎりで切る前に、切る位置に金属ものさしをあて、側板の両面と前後ろ、裏板のべニア板をカッターで10回くらい、力を入れずに、傷つける感覚で刃を入れておきました。これでのこぎりの線がずれにくくなります。カッターを使うときは、力を入れずに何回も切ると、切り口がずれませんよ、フランスの職人さんの技です。
べニア板はカッターナイフだけで切放します。そのために一番大きなナイフを用意してください。
側板は、カッターの切れ目に合わせて、のこぎりで切るだけです。べニア板の太鼓張りですから、時間がかかっても楽勝です。
今回のは木くずを固めた物でしたので、切り口からぽろぽろ木くずが出ましたので。セロハンテープを貼りました。
そして、こんなに小さくなりました、
現在廊下で、高校生の時読破した、日本文学全集と、コミックを入れてます。
残りは、燃えるごみの日に出しちゃいました。
残りの部材は何かにしようかと思いましたが、木くずを固めてるみたいなので、捨てることにしました。45Lのビニール袋に入るように、のこぎりでガシガシ解体、
燃えるごみの日に出しちゃいました。
ごみとして本棚全体を捨てるときは、継ぎ目の辺りを外して、のこぎりの刃が入るスカスカのところを、ひたすら切って行きましょう。

当時はこれでした。

2015年から有料です。
2013年2月8日初出
2015年12月24日加筆して改訂
2017年8月16日改訂