フレンチ・インテリアのバイヤーさんに、聞いたこと。
最近インテリアショップの、バイヤーさんとお話しする機会がありました。
そこで、海外のインテリアの流行は、日本では流行らないと言われました。
「今年はヨーロッパでは、グレーが流行しているのだけど、日本のお客さんは、定番の茶色を欲しがるの」
と彼女は話してました。フランスのメーカーに、特別に茶色を発注するんだそうです。
私も、日本人は世界的インテリアの流行を、知らないと思ってました。
パリやミラノの展示会で紹介されたトレンドが、日本で流行るのが何故か3年後になることを、薄々感じていました。
さらに、流行に敏感なトンガっている人ではなく、普通の人が目にするインテリアの流行は、その中のごくごく一部になることに気がついていました。
フランス人のように、インテリアの流行に敏感だと楽しいのに、これではインテリアの楽しみが半減で、残念です。
自宅でパーティーをやらないのが、インテリア業界の厳しさ?と分析してみた。
日本のインテリア業界の厳しいのは、日本人が自宅で、カジュアルパーティーも、宗教がらみのファミリーパーティーをしなくなったことです。
親族であっても家に呼ぶなら、快適空間を作りたい心理が働くはずです。
昭和のころ、まだ人が家を行き来していた時代は、玄関を作ったり、応接間を洋室にして豪華にしたりしました。今は、住宅が住人だけが出入りする、閉鎖空間になってませんか。
他人を呼んで大がかりになパティーを自宅でやるなら。インテリア業界はもとより、建築、造園業も潤うと思います。
ヨーロッパのように、インテリアの流行に普通の人が敏感になってくれるといいのですけれど。
インテリアは社会的な制約も受けているなー。




2015年10月28日改訂、追記 旧ブログでのテーマは「インテリア思うこと」
2016年8月14日改訂テーマ変更「日本人は、インテリアのグローバルな流行を知らなすぎる。バイヤーさんに聞いた話。」
2022年7月26日改訂