東京で正倉院宝物が見れる、またとない機会
天皇陛下の即位式に感動しました、これは東京国立博物館で正倉院宝物の特別展に行かなきゃと思いその週の土曜日10月26日に行ってきました。入場制限もなく思ったより余裕で拝見できました。11月2日のtweetを見ると入場をあきらめた人が出るくらい混んでいるみたいです。
千二百年もの長きに、貴重な宝物を守り続けた皇室の素晴らしさを、改めて感じ入りました。伝製品としてこの時代の物が残ることは、国外ではないそうです。管理・修理があって奈良時代そのままの良い状態で目にすることが出来ました。同時代の物は地下から発掘されたものなのだそうです。やはり皇室が途絶えなかったのは奇跡です。

扉の海老錠 レプリカ
感想、細部が見れて感激です。
会場に入って一番の展示が、「古櫃」。正倉院宝物の写真は書籍や宮内庁のサイトで気軽に見れます。私個人的に、日本の伝統由来の家具をデザインをするため、正倉院宝物を調べていたとき、この「古櫃」も調べました。後年の長方形の長持ちより正方形は、日本的ではなくエキゾティックを感じました。写真でみると足に3箇所、刳り貫きがあり装飾となっていました。実物を見ないと分かりませんでした。
私が行ったのは土曜日でしたが、そんなに混んでなかったのですが、前期の展示の「螺鈿紫檀琵琶」の展示の前では列が出来ていました。展示室に余裕があるので、ゆったりと見れました。この世にひと棹しかない五弦の琵琶、展示室内に再現された琵琶の音色が流れていて、いい演出でした。感想として表も裏も棹先の糸巻きまで、細工も意匠も隙のない細工でした。
「平螺鈿背織で円鏡」は思ってたより大きかったです。私のイメーと違った。
織田信長が切り取ったことで有名な「黄熟香(おうじゅくこう)」こと「蘭奢待(らんじゃたい)」の展示もありました。信長・足利義政・明治天皇が切り取った部分に紙が貼ってあり、わー写真通りだ、と思いました。時空を超えて信長がとなりました。香木の展示はガラスケース越しでも、香りが漂います。そこだけ別の雰囲気でした。
「正倉院御物」と言っていたのが、「正倉院宝物」に変わっていました、何ですかね。

正倉院の世界展 サイトhttps://artexhibition.jp/shosoin-tokyo2019/
正倉院の世界 -皇室がまもり伝えた美ー 展 概要
w e b: | 東京国立博物館内サイト https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1968 特設サイト https://artexhibition.jp/shosoin-tokyo2019/ twitter https://twitter.com/shosoin_tokyo19 facebook https://www.facebook.com/shosoin.tokyo2019/ |
会 期: | 2019年10月14日(月・祝)~11月24日(日) |
会 場: | 東京国立博物館 |
休 館 日 : | 月曜日・11月5日(火)10月14(月・祝)11月5日(月・祝)は開館 |
開館時間: | 9:30~17:00 毎週金・土曜日 11月3日(日・祝)、4日(月・休) は21:00まで(入館は閉館の30分前まで) |
入 場 料 : | 一般1,700円(1,400円)大学生1,100円(800円)高校生700円(400円)中学生以下無料( )内 20名以上の団体 各種障がい者手帳お持ちの方は、本人と介護者一人まで無料 詳細 |
国立東京博物館アクセス方法
webサイト: | web http://www.tnm.jp/ twitter https://twitter.com/TNM_PR |
住 所: | 東京都台東区上野公園13-9 |
電 話: | 03-5777-8600 ハローダイヤル |
アクセス方法 webページ
JR鶯谷駅南口下車 徒歩10分
東京メトロ 千代田線根津駅下車 徒歩15分
2021年6月29日改訂