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妙法寺 大町 鎌倉の苔寺は、将軍も大名も信仰した日蓮宗の寺です。アクセスデータ付き。

妙法寺 仁王門
妙法寺 仁王門

妙法寺は鎌倉の苔寺。

仁王門・法華堂・苔の石段・護良親王の墓は、7~9月 12月~3月は土・日曜日に公開

妙法寺はともかく、ファンタスティック・幻想的な景色が見れるお寺です。苔の石段で有名なのですが。木立の中にある石段が幻想的!妙法寺を目指して鎌倉に来る人がいるのも頷けます。仁王門へと続く直線の道は遠近感もあって、よくデザインされています。

妙法寺は江戸時代以前の建物・古建築がよく残されています。室町時代の山門、江戸時代の建物は、細川家の本堂、水戸徳川家の法華堂と、大名の寄進により建てられました。

江戸時代は、大奥・大名家の女性達をはじめとして、将軍家・大名家が日蓮宗を後援した時代でした。十一代将軍徳川家斉がたびたび妙本寺に参拝しています。朱塗りの建物があるのは将軍の御成りのためです。苔の石段だけでなく、セレブのお寺でもあったのです。

妙法寺 境内 鐘楼

妙法寺 境内 鐘楼

古建築が残る奇跡。 

妙法寺は古建築が4つあります。鎌倉の寺社は火災に何回もあっています。さらに関東大震災で多くの古建築が倒壊しました。こういう歴史も含めると、妙法寺はよく建物が残ったなと思います。

現存する古建築が、江戸時代の大名の寄進による豪華な建築と、中世の禅宗建築を残す貴重な建築が残されているのは、鎌倉でも珍しい事です。

見どころ 

山門 室町時代の末期建築

室町時代の禅宗様式の四脚門で、このタイプの門では鎌倉最古の門です。海老虹梁えびこうりょう付きの

棟柱むなばしらが屋根を支えています。頭貫かしらぬきの先にある嘴型の飾りは室町時代の特徴です。

室町末期 四脚門 棟柱・海老虹梁 一間×二間 切妻・銅葺 丸柱 三斗詰組

妙法寺 山門

妙法寺 山門

妙法寺 山門

妙法寺 山門 朱色のころんとした、貫頭がカワイイ。

本堂 肥後細川家が亡くなった姫のために建てた、豪華なお堂

江戸時代文政年間、肥後細川家の当主が、幼くして亡くなった息女の菩提を弔うために子の本堂を建てました。豪華な造りとなっています。正面の参拝する場所は、唐破風の向拝です。象・獅子・龍・鳳凰・小鳥・梅などの彫刻が施されています。

公開されていませんが、内部は六室あり、襖や板戸・欄間には中国の伝説と花々が描かれています。

文政10年 七間×七.二五間向拝付 入母屋・銅板葺き 角柱 三斗蟇股

妙法寺 本堂

妙法寺 本堂

妙法寺 本堂

妙法寺 本堂

妙法寺 本堂

妙法寺 本堂

大覚殿 加藤清正公が祀られています。

仁王門 苔の石段へ続く参道の途中にあっります。細川家から寄進された、熊本城の天守閣にあった加藤清正公の像が、祀られています。毎年5月5日に法要があります。

仁王門

改めて仁王門を見ると、よく考えられたデザインです。季節の花が咲く直線の道の先に朱色の門が見えます。仁王門は普通二階建ての高さのあるものですが、ここのは高さが抑えられています。簡素でそっけないデザインですが、後ろの苔の石段の導入部になっっています。遠近感もあり。境内のデザインの要となっています。

この仁王門は八脚門です。箱をのせたような箱棟はこむねは大変珍しく個性的でせ。全体にシンプルで質実剛健な印象を受けます。

江戸末期 三間×二間 切妻・茅葺 丸柱 三斗蟇股

妙法寺 仁王門

妙法寺 仁王門

妙法寺 仁王門

妙法寺 仁王門

妙法寺 仁王門

妙法寺 仁王門

苔の石段 

石段を登り切った所に、かつて日蓮上人の庵、小庵がありました。鎌倉石の石段は、摩滅が激しく、今は立ち入れなくなっています。まわりの木立ちの緑と相まって、大変印象的です。途中の踊り場の高さが絶妙だと思います。踊り場の人物を下から撮影するとよさそうです。着物を姿の素敵な写真を、知り合いがSNSに挙げているのを見たことがあります。

踊り場から上は立ち入り禁止で、眺める石段となっています。脇にある石段を使います。登った先に法華堂があります。

鐘楼の脇からも上に登る石段が

妙法寺 石段

妙法寺 石段

妙法寺 石段 上から眺める

法華堂 水戸徳川家の建立

水戸徳川家の寄進になります。間口奥行きとも三間で屋根に宝珠の乗った、宝形造ほうぎょうづくり。軒は角材を並べた板垂木いたたるきです。軒下の尾垂木おだるぎの先を丸めているのは珍しいです。

文化九年 三間×三間向拝付 宝形・瓦葺 丸柱 三手先蟇股

妙法寺 法華堂

妙法寺 法華堂

妙法寺 法華堂

妙法寺 法華堂

護良親王の墓と日叡上人・南の方の墓

足元の悪い山道を歩きますので、足元はハイキングができる靴を履いてください。

法華堂から、鐘つき堂のそばの石段をさらに登ると、右に行くと護良親王の墓、左に行くと息子で、妙法寺上叡上人と妻の南の方の墓があります。足元が悪いので注意してください。

南北朝の悲劇の皇子護良親王は、父後醍醐天皇に疎まれ、若くして足利直義らに殺害されました。妙法寺の護良親王の墓から西の方が眺められます。鎌倉の街も富士山も望められます。父帝のいる、吉野の方を向いてると思いました。

生きているときは、父にも息子にも縁がなかった護良親王ですが、ここ妙法寺の親子の墓があるのを見ると、息子には慕われる。不思議な人生の方だとふと感じました。

護良親王の墓

護良親王の墓へ行く、右に道は、上り坂の山道です。5分ほど登る距離ですが、木の根が細かく張っている場所もあり、石段が急に高くなっている所もあるので、注意してください。

登り切った所にお墓があります。この場所は視界が開けていて、鎌倉の街が見えます

妙法寺 護良親王の墓から眺める鎌倉の街

妙法寺 護良親王の墓から眺める鎌倉の街

護良親王をお祀りしている、鎌倉宮

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日叡上人 南の方の墓

反対側の左に行く道を、辿ると護良親王の息子と妻の墓に行きます。尾根伝いに、平らな道を歩きます。母子の墓が並んでたっています。

妙法寺とは

宗派 日蓮宗

山号寺号 楞厳山妙法寺(りょうごんざん みょうほうじ)

創建 建長五年(1253)
開山 日蓮
中興開山 日叡
本尊 一塔両尊四師

鎌倉での布教に乗り出した日蓮が草案(ママ)を結んだ地で、後に対立者のために焼き討ちされた、いわゆる「松葉ヶ谷の法難」の舞台となったところである。毎年八月に行われる法難会では、日蓮上人を助けた白猿に生姜を捧げたいわれにちなみ、「厄除け生姜」の供養がある。

創建は建長五年(1253)。護良親王の遺児で幼名楞厳丸りょうごんまる、後の日叡にちえい上人が、亡き父の菩提を弔い、また祖師日蓮の遺跡を守るために寺を再興した。

鎌倉の寺 小事典

アクセスデータ

仁王門・法華堂・苔の石段・護良親王の墓は、7~9月 12月~3月は土・日曜日に公開
webサイト:  なし
住   所:  神奈川県鎌倉市大町4-7-4
電   話:  0467-22-5813
入場時間 :  9:30~16:30
拝 観 料:  300円

アクセス方法

最寄駅:JR横須賀線線鎌倉駅・江ノ島電鉄鎌倉駅 東口 徒歩20分

バ ス:京急バス 鎌30鎌倉⇔新逗子 名越四つ角 下車5分

京急バス 鎌31鎌倉⇔緑ヶ丘入り口 名越四つ角 下車5分

神奈川県鎌倉市大町4-7-4
妙法寺 境内 花

妙法寺 境内の花

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投稿者プロフィール

山本
平安・鎌倉・室町時代の有職故実デザインの家具・インテリアを、売りたい!と業界ををリサーチしたら、どこも作っていませんでした。鎌倉時代の禅宗様にインスピレーションを得た、インテリアをデザインをしたいです。

Twitter 江戸唐草

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