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ヘレンド展 汐留ミュージアム 2018 サロネーゼがざわつく、ハプスブルク家愛用の名陶。

ヘレンド展
ヘレンド展

開催は21日(水 祝)まで。

サロネーゼの皆様が熱い。

私にも夢中になって輸入洋食器を買い集めていた頃がありました。ウエッジ・ウッドやジノリやエルメスも買いました。少し洋食器を知ってしまうと、ヘレンドが欲しくなりました。ロスチャイルドバードなど私も幾つか持っています。ヨーロッパデザインに理解が深まると、バロック・ロココに行きつきます。ヘレンドはこの辺りのデザインが得意です。

汐留ミュージアムのヘレンド展は、ネットに空いているという情報が出ていたので、ゆっくり見れるかなと思いましたら、会期近くなので平日でも混んでました。目立ったのは少人数のグループで、ヘレンドについて説明する女性。紅茶かテーブルコディネートを嗜む、サロネーゼの皆様のようです。サロネーゼさんは勉強熱心のようです。

私がいつも行く美術展と、客筋が違うのが面白いなと、ちょっと思いました。

完璧コピーから、ヘレンドオリジナルへ

ヘレンドとは

ヨーロッパの名陶を買うのに夢中になっていた時期がありましたが、その歴史について意外と知らなかったなと、ちょっと反省しました。

ヘレンドはバロックもロココもフランス革命も終わった、18世紀の1826年にハンガリーに創設されました。ハプスブルク家ほか多くの王侯貴族に愛されました。当時盛んにおこなわれた万国博覧会にも出品され、ヴィクトリア女王から発注を受けた、ボタニカルデザインの「ヴィクトリア」シリーズは、有名です。

ヘレンドは第二次世界大戦前、従業員を500人も抱える企業でした。戦後ハンガリーは共産国になり、国営化されました。展覧会の最後では、モダンデザインのテーブルセットや、現代アートに挑む、1990年代2000年代の作品も展示されていました。

鍋島・柿右衛門・薩摩に中国陶器をコピー

元々のヘレンド陶器製作所は、細かい絵付けの出来る集団でした。冒頭の箱の装飾は、七宝焼のような細かい絵付けでした。

初期のヘレンドは、日本と中国の磁器を、正確にコピーしています。一目で。鍋島、柿右衛門、伊万里、薩摩と分かる作で、本物に引けを取らなものでした。中国陶器について知らないのですが、この勢いでは、中国陶器も「完コピ」しているのでしょう。

鍋島や薩摩焼を手本としているのは、開国以降だなと思いました。薩摩焼の細かい絵付けが、写されていて、びっくり。

東洋陶磁をコピーするのは、顧客の王侯貴族に実力を見せることでもあったのかも。初期には貴族から注文を取って、セット磁器の欠損品を制作することもしていました。正確に写すことで、ヘレンドは力を蓄えていったように思えました。

初期のヘレンドの展示の中に、現行作でも使われる、ヘレンドオリジナルの意匠が登場ていました。オリジナルデザインの方が私には、勢いがあり魅力的でした。現在も使われているオリジナルデザインが工房創建当時からのあったと知りました。

コピーしながら実力を蓄え、オリジナルを作り上げるのは、会社経営の参考になります。

やっぱり、バロック・ロココデザインが売れていた。

東洋陶磁から、唐子のフィギュアなどシノワズリー(中国趣味)のデザインをヘレンドは得意にしています。それと私たちを惹き付けるのは、バロック・ロココデザインのヘレンド陶器です。マイセンやセーブルのようにロココ時代からあったブランドではないので、ネオロココというべきかな。

今もってヘレンドのお店にいくと、ハプスブルク王宮で使われていたような、古いデザインの食器に心惹かれます。ヘレンドのコーヒカップを買うことは、ロココの夢をお家に持ち帰ることです。戦前のお客さまにも人気だったようです。

イジュラ・グルデンの時代―ふたつの世界大戦の間のヘレンド

1920年代、ヘレンドは二つの大きな芸術方針を定めました。一つは古くからヘレンドが作り出してきた古典的モデルの制作。二つめが、アーティストを採用して新作モデルをデザインすることです。古典的モデルの製品により安定した収入を得て、新作により芸術的な名声を維持しつづけることができました。

パナソニック 汐留ミュージアム(東京・汐留)では常設のジョルジュ・ルオー作品展をはじめ、様々なアートイベントをご用意しています。2018年1月13日(土)〜3月21日(水)は、ヘレンド展 ― 皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯 ―を開催しております。

ヘレンド展 現行作でのコーディネート。

ヘレンド展 概要

ヘレンド展― 皇妃エリザベートが愛したハンガリーの名窯 ―

web 美術館サイト内 https://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/18/180113/index.html
Facebook https://www.facebook.com/shiodome.museum
会  期  2018年1月18日(水)~3月21日(水・祝)
会  場  パナソニック汐留ギャラリー
休 館 日  水曜日(ただし3月21日は開館)
開館時間  10:00~18:00 毎週金・土曜日(入館は閉館の30分前まで)
入 場 料 一般1,000円(1,200円)大学生700円(600円) 中・高校500円(400円)
小学生以下無料 65歳以上900円(800円)( )内 団体20名以上
各種障がい者手帳お持ちの方は、本人と介護者一人まで無料
詳細はサイトで

同時開催

ヘレンドの名器で彩るディナー・セッティング

会場 パナソニックリビングショールーム(美術館1階)入場無料

ヘレンドのポストカードプレゼント

お得情報

ホームページ割引 こちらのページを、プリントアウトかスマホの画面で見せると、100円引き

相互割引 100円引き

出光美術館「色絵Japan CUTE!」展2018年1月12日(金)~3月25日(日)

ヘレンド ヴィクトリア

特設会場の、ヘレンド・ヴィクトリアを使ったコディーネート

汐留ミュジーアム アクセス方法

webサイト: web http://panasonic.co.jp/es/museum/
facebook https://www.facebook.com/shiodome.museum
住   所: 東京都港区東新橋1-5-1パナソニック東京汐留ビル4階
電   話:  03-5777-8600(ハローダイヤル)

アクセス方法

webページ http://panasonic.co.jp/es/museum/info/

JR新橋駅 烏森口・汐留口・銀座口 徒歩8分
東京メトロ銀座線新橋駅 2番出口 徒歩約6分
都営浅草線新橋駅 徒歩6分
都営大江戸線汐留駅 3・4番出口 徒歩5分
ゆりかもめ新橋駅 徒歩6分

東京都港区東新橋1-5-1

投稿者プロフィール

山本
平安・鎌倉・室町時代の有職故実デザインの家具・インテリアを、売りたい!と業界ををリサーチしたら、どこも作っていませんでした。鎌倉時代の禅宗様にインスピレーションを得た、インテリアをデザインをしたいです。

Twitter 江戸唐草

Facebook 山本公子

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