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円覚寺 山ノ内 北鎌倉駅前 円覚寺の見どころ全て紹介します。アクセスデータ付き。

円覚寺 山門
円覚寺 山門

円覚寺は鎌倉五山第二位の寺です。

境内 

円覚寺の敷地は横須賀線の線路を超えて、県道鎌倉街道を超えた、円覚寺の駐車場まであります。横須賀線が開通した時、円覚寺の敷地を線路が通り、北鎌倉駅そばの白鷺池が寺の外になってしまいました。円覚寺は北鎌倉駅を総門をくぐる前から、円覚寺なのです。

円覚寺と建長寺と両方行くと、伽藍配置が同じで目まいがします。それは禅宗の伽藍配置だからです。

宋から渡った禅宗は、入り口から外門げもん・がいもん・総門・三門(山門)・仏殿・法堂はっとう方丈ほうじょうと直列しています。中国人の好きなシリメントリーの配置です。建長寺も円覚寺もこの伽藍配置を取っているので、印象が似ているのです。

建長寺の方が中国直輸入で、中国の禅寺を忠実に模したものに対して、隆起ある森の中に点在する、円覚寺は日本人好みの、伽藍になっています。

創建のいわれ、元弘の襲来の敵味方を、共に供養するため。

円覚寺を創建したのは、鎌倉幕府 八代執権北条時宗です。蒙古襲来の危機を乗り越えた時宗は、寺を建立しようとします。目的は国家鎮護と、元寇の戦いで命を落とした敵味方の供養でした。

父の時頼は蘭渓道隆に深く帰依して建長寺を創建しました。円覚寺創建にあたり蘭渓道隆はすでに示寂していましたので、宋から無学祖元を招聘しました。

弘安五年(1282)十二月八日に仏殿開堂の法要を行い、円覚寺は創建されました。正式名称の

瑞鹿山円覚興聖禅寺ずいろくざん えんかくこうしょうぜんじは開堂の日に無学祖元の話を聞こうと、白鹿が集まって来たからです。黄梅院への坂の途中に鹿が出てきた「白鹿洞」があります。

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見どころ その1 入場料金だけで見れるところ

総門

踏切前の道から、石段を登ると総門があります。大本山の風格があります。

江戸時代 四脚門 1間×2間 切妻・瓦葺 丸柱 三斗詰組

円覚寺 総門

円覚寺 総門

三門(山門)

総門をくぐり入場券売り場の先ある、石段を登ると山門が見えます。山門は2階建てです。屋根が二重についているので、二重門、二重楼門ともといいます。一階は壁ものない柱だけの吹き曝しです。柱は礎盤にのる丸柱で、上下を細くした粽柱です。

2階は板を縦に張る堅板壁、正面は桟唐戸、両脇は花頭窓と、禅宗建築の特徴が出ています。ここには十一面観音坐像と十六羅漢像、韋駄天像、十二神像が安置されています。

天明三年 二重門 3間×2間 入母屋・銅板葺 丸柱 二手先詰組 扇垂木

円覚寺 山門

円覚寺 山門

円覚寺 山門

円覚寺 山門

仏殿

仏殿は昭和38年の、鉄筋の建物です。外観は丸柱に貫を通し、禅宗様式建築にデザインされています。間口は七間あります。五山級寺の仏殿は七間堂という定型を示しています。

仏殿に鎮座している本尊は、宝冠釈迦如来坐像です。普通の釈迦如来像は冠も装身具もつけていません。円覚寺のは観世音菩薩を思わせる、髪を結い宝冠や瓔珞で飾られています。これは宋から伝えられ、鎌倉を中心に禅宗寺院で流行しました。

円覚寺は何度も火災にあっています。仏殿も永禄六年(1563)に火災にあったとき、宝冠釈迦如来坐像の頭だけ持ち出しました。江戸時代に修理をされ、頭は鎌倉時代、身体は江戸時代になります。

円覚寺 仏殿

円覚寺 仏殿

円覚寺 仏堂 阿弥陀如来像

円覚寺 仏堂 阿弥陀如来像

円覚寺 仏堂 天井画

円覚寺 仏堂 天井画

選仏場

江戸時代まで円覚寺には、観光客が来ませんでした。修業の場であり研鑽の場でありました。今でい言うならば、大学や研究所に、部外者は用事がなければ行かないのと同じ具合です。その江戸時代まで、塔頭で生活している全山の僧が、毎朝この選仏場に集まりました。そこで各僧侶が今日の仏を決めて、修業したそうです。その後座禅堂になり左右に床が作られました。畳敷きになったのは戦後です。現在、座禅堂は舎利殿のある正続堂に移りました。

選仏堂は、典型的な禅宗建築で、円覚寺の中では室町時代建立の舎利殿に次ぐ江戸初期の建物です。

元禄十二年 土間式仏堂 単層五間堂 5間×6間 寄棟・茅葺 丸柱 三斗撥束

円覚寺 選仏堂

円覚寺 選仏堂

円覚寺 選仏堂

円覚寺 選仏堂

鐘楼と弁天茶屋 国宝の釣鐘「洪鐘」

山門の右手の、石段を上がると、鐘つき堂と弁天様をお祭りする、弁天堂と、茶店弁天堂があります。ここから向かい側の東慶寺が一望できます。

国宝の洪鐘おおかねは鎌倉一の大鐘で、建長寺・円覚寺の鐘と共に「鎌倉三銘鐘」と呼ばれています。全体にほっそりした形で、上下に飛雲と唐草模様が鋳られています。鎌倉時代を代表する梵鐘として国宝になりました。

九代鎌倉執権方丈貞時が国家の安寧を願い、鋳造しました。成安三年(1301)に完成しました銘文は宋から来た円覚寺第6世の西潤子曇が選びました。鋳造したのは、鋳物師物部国光です。

物部国光が鐘を鋳造した時、何回も失敗しました。困った北条貞時が江ノ島弁財天に祈願したところ、夢のお告げで、境内の池から一塊の金剛が出てきました。これを鋳造したところ完成しました。貞時は江ノ島弁財天を、鐘の御神体として勧請し側に弁財堂を建てました。

遠隔時 鐘楼

円覚寺 鐘楼

大方丈と庭園

大方丈と書院は、11月の宝物風入れの会場になります。

唐門

方丈の入り口は、彫刻装飾が施されています。江戸時代の建築です。

天保十年 向唐門 一間×一間 切妻・檜皮葺 丸柱 三斗

円覚寺 方丈入り口の唐門

円覚寺 方丈入り口の唐門

円覚寺 唐門

円覚寺 唐門

方丈

方丈は円覚寺開山 無学祖元の住まいが始まりです。何度か火災にあい、ここも建て直されました。今でも無学祖元の私室が後ろにあります。内部は伝統的な座敷になっています。

円覚寺 方丈入り口

円覚寺 方丈入り口

庭園

方丈の後ろの庭園です。方丈の中からみるのがベストポジションです。外から見るときは方丈側から見た方が、庭園の全体が見まわせます。

円覚寺 庭園

円覚寺 庭園

円覚寺 庭園

円覚寺 庭園 書院側から

妙香池(みょうこうち)

円覚寺創建当時より、ある池です。池の向こうに見えるのは、虎頭石です。池に水が吹き出ているのは、温泉ではなく(間違える人はいないと思いますが)池の水を浄化するための物です。

円覚寺 妙香池

円覚寺 妙香池

円覚寺 妙香池

円覚寺 妙香池

桂昌庵 十王堂 弓道場があります。

総門から入ってすぐの左手にあります。承先道欽しょうせんどうきんの塔所。十王像が祀られているので、十王堂と呼ばれます。

十王とは、亡くなって冥途に来ると、十人の王に順に裁きを受けます。その王様の像で閻魔大王様の御像もあります。桂昌庵のお像は閻魔大王が80cm、その他のお像が37~8cm、江戸時代の享保二年(1717)ころから造られました。

桂昌庵に行くと弓道場があります。熱心に練習している若い人もいました。この前行ったら閻魔大王像の前で、弓を構えるスタイリングの指導を、白髪の指導者が付けていました。閻魔様との弓道の取り合わせが不思議でした。

円覚寺 桂昌庵 十王堂

円覚寺 桂昌庵 十王堂

円覚寺 桂昌庵 十王堂

円覚寺 桂昌庵 十王堂

円覚寺 桂昌庵 弓道場

円覚寺 桂昌庵 弓道場

黄梅院 一番奥にあります。

円覚寺にも多くの塔頭があります。どの塔頭も入り口のアプローチと門が風情があります。差は入れないのは、残念!塔頭はお坊さんのお住まいなので非公開のところが多いのは止む無しです。そんな中でも黄梅院は円覚寺で見学できる塔頭の一つです。

黄梅院への石段を登る手前、右手に円覚寺創建当時の伝説に関わる石碑があります。

円覚寺 黄梅院 門

円覚寺 黄梅院 門

円覚寺 黄梅院 庭

円覚寺 黄梅院 庭

円覚寺 黄梅院 庭

円覚寺 黄梅院 庭

見どころ その2 塔頭 入場料金がかります。

正続院 舎利殿 

舎利殿のある正続院は、座禅堂があります。入門した僧侶が修業しています。舎利殿の裏には開山堂があります。正続院の梵鐘は除夜の鐘が付かれています。
舎利殿・正続院の公開は、

☆お正月
☆ゴールデンウイーク
☆11月3日前後の宝物風入れにあわせて

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円覚寺 舎利殿

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仏日庵 北条時宗の開基廟 

円覚寺を建立するとき、開基・スポンサーになった。執権北条時宗の廟があります。川端康成・立原正秋の作品に出てくる茶室、烟足軒。魯迅の白木蓮があります。
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如意庵 水・木・金と第二土曜日には甘味カフェがオープン

南北朝時代の円覚寺三十六世無礙妙謙(仏真禅師)の塔所たっしょでした。本堂でカフェをやっています。光琳垣のお庭も素敵です。

insutagramをやっている人は円覚寺如意庵に行きましょう、アクセスデータ付き。

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円覚寺 如意庵 茶寮安寧

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松嶺庵 春・秋公開

4・5・6・9・10・11月公開のはなの寺です。牡丹が名物です。
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見どころ その3 八雲神社への散歩道

近く詳細のエントリーを書きます

北鎌倉の眺め

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11月の風入れ

毎年11月3日前後の3日間、建長寺と開催日を合わせて、宝物の風入れ、虫干しがあります。美術品・古文書など歴史的資料が、まじかで見れます。別料金になりますが、抹茶席は参加するのをお薦めします。雲水さんが修行としてお茶を習っています。また抹茶席でない見れない宝物もありますのでお得です。
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円覚寺とは

宗派 臨済宗円覚寺派

山号寺号 瑞鹿山円覚興聖禅寺(ずいろくざん えんかくこうしょうぜんじ)

創建 弘安五年(1282)鎌倉時代
開山 無学祖元(仏光国師)
開基 北条時宗
本尊 宝冠釈迦如来

鎌倉五山第二位の円覚寺は、臨済宗円覚寺派の総本山、約六万平方メートルに及ぶ寺域を全体が史跡に指定されている。(略)

時宗は文永・弘安の役(1274・1281)の二度にわたる元との戦いで死んだ兵士のたちの菩提を弔うため、かねてより崇敬していた宋の禅僧・無学祖元(仏光国師)を開山に招いて円覚寺を建立した。

寺名の由来は起工の際、地中から「円覚経」を納めた石櫃が掘り出されたことによる。創建当初の伽藍は仏殿・僧堂・庫裏があるだけだった円覚寺も鎌倉幕府の祈願所に定まられてからは土地や建物の寄進を受け、次第に大きな寺に育っていった。

一方、大火や震災にも度々遭遇したが、北条氏によってその都度復興されてきた。(略)

足利義満により五山制が確立されてからは鎌倉五山第二位に列せられる。現在の姿に整えられたのは室町幕府、江戸幕府の保護によるところが大きい。

鎌倉の寺 小事典

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円覚寺アクセスデータ

webサイト: サイト http://www.engakuji.or.jp/
住   所: 神奈川県鎌倉市山ノ内409
電   話: 0467-22-0478
駐 車 場: 円覚寺前駐車場
入場時間 : 8:00~17:00 11月~3月は 16:00まで
拝 観 料: 一般・高校生300円 小・中学生100円
障害者手帳をお持ちのかた、およびその介護者(1名)
福寿手帳をお持ちのかたは無料。
御朱印受付: 1件300円

アクセス方法

最寄駅:JR横須賀線線北鎌倉駅 徒歩1分 (総門まで)

バ ス:江ノ電バス 鎌倉駅⇔大船駅・本郷台駅・上大岡駅 北鎌倉駅バス停下車 1分

神奈川県鎌倉市山ノ内409

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