川本喜八郎人形ギャラリー 渋谷ヒカリエ 渋谷駅前で懐かしの人形達に、逢えます。

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川本喜八郎人形ギャラリー歴史の展覧会・講演会
川本喜八郎人形ギャラリー 2017年9月撮影
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Twitterで武将様に教えて頂きました。

川本喜八郎人形ギャラリーのことを知りましたのは、今を生きる武将の方に教えて頂きました。早速翌日渋谷に行く所要がありましたので、ヒカリエの8階にある、渋谷区の施設 川本喜八郎人形ギャラリーに行きました

twitterのタイムラインに武士がいる?私のタイムラインには、公爵夫人も伯爵夫人も、南北朝時代の武将もいるのです。お狐様と藤原のお姫様は数が多めです。みんな貴重な情報をいつもありがとう。

川本喜八郎人形ギャラリー ウインドウ

川本喜八郎人形ギャラリー ウインドウ

ギャラリーは懐かしの人形劇の展示

川本喜八郎人形ギャラリーは渋谷区が所蔵している、人形劇「三国志」と「平家物語」の人形を展示しています。詳細は下に書きました。人形劇について

川本喜八郎について

人形美術家で人形アニメーション作家の人形美術家の、川本喜八郎は、大正15年(1925)東京千駄ヶ谷に生まました。旧制横浜高工(現・横浜国大)建築学科卒。1946年東宝撮影所美術部勤務し映画美術制作に従事。1950年にフリーの人形美術家となりました。 日本で初めての人形アニメーション「ほろにが君の魔術師」を制作。

チェコの人形アニメの巨匠イジィ・トルンカ氏の「皇帝の鴬」 を見て感動。1963~64年、旧チェコスロバキアに渡りトルンカ氏に師事 しました。帰国後、処女作の「花折り」(1968)をはじめ「鬼」「道成寺」「火宅」独自の様式美と伝統的な人形表現を盛り込んだ人形アニメーション映画を次々と発表しました。

またNHK人形劇「三国志」(1982~84)「平家物語」(1993~95)の人形美術を担当しました。1995年に勲四等旭日小綬章受章。2010年8月に肺炎のため死去、85歳。

人形ギャラリーの、私の感想

私は人形に詳しくないので、精巧に作られている人形だなと感想を持ちました。「平家物語」の人形たちは絵巻物を立体化たような、情緒豊かな人形でした。注目したのは人形の着ている衣装です。辻村寿三郎さんはアンティーク着物を巧に使っているので有名ですが、川本さんは特注した布で衣装を作っている気がしました。人形の大きさが1mくらいで、浅草橋で売っている人形用の布では柄が小さ過ぎます。さりとて人間用では柄の縮尺が違うので、織らせたのかも知れません。(違っていたらごめんなさい。)1980年代の制作費が潤沢だったから出来たのでしょう。

外国人観光客が「サムライ!」と大声で騒いで見に来ていました。渋谷駅のそばで常設で純日本文化が見られる、貴重な場所なので外国人観光客にも知られいているのかな。映像を流せる設備があるのに使われていません。人形劇の番組を流して、この人形が人形劇に使われたもだと、外国人でも分り易くしたした方が親切だし。お土産としてブルーレイとか本が売れます。

それと自動販売機で、本やブルーレイを売ってくれませんか。昔を思い出して熱心に見ている鑑賞者がいます。外国から来て、一目見てハマッタ人も絶対にいます。ダイジェスト版のブルーレイを自販機で売れば、お客さん買いそうです。

2016年の渋谷区とプロダクションの争議は解決した模様です。

昨年人形ギャラリーの管理者を、渋谷区が川本プロダクションとは別の団体を管理者にしたことで騒動が起こりました。ネットで検索すると出てきます。今回おじゃましたら、キチンと展示されて、川本氏の人形のことを知っている方が展示しているなと感じました。

会場に以前はなかったカラーのチラシがあり、展示替えに合わせて、大学の先生の講座と人形の構造とからくりについての、ワークショップをしています。一年前は展示してあればいいじゃん状態でしたから、渋谷区所有の財産を有効利用する方に動いているようです。

川本喜八郎人形ギャラリー 入り口

川本喜八郎人形ギャラリー 入り口 2016年4月撮影

人形劇「平家物語」と「三国志」について

NHKで1980年代に放送されていた、川本喜八郎氏の人形劇「三国志」「平家物語」が展示されていました。大きくない会場なんですかれど、人形を一体ずつ熱心に見ている鑑賞者がいます。連れの人と静に話し合う人もいます。放送をリアルにタイムに見ていた人には懐かしいと想い場所です。

「人形劇 三国志」

「人形劇 三国志」1984年10月から1984年3月に、64回で放送されました。「三国志演義」の桃園の誓いから、五丈原の戦いまでを、人形劇にしました。川本氏はNHKから依頼が来る何年も前から人形を作り始めていたそうです。

司会に紳助・竜介、声は俳優が当てました。谷隼人、石橋蓮司、せんだみつお、森本レオ、岡本直人、伊佐山ひろ子、長谷直美、三谷昇など。一人で何人もの登場人物の声を当てています。

川本喜八郎人形ギャラリー 三國志

川本喜八郎人形ギャラリー 三國志

「人形歴史スペクタクル 平家物語」

「人形歴史スペクタクル 平家物語」1993年12月から1995年1月まで、断続的に放送されました。原作は吉川英治の「新・平家物語」。こちらも川本氏が何年も前から人形制作していました。

三国志と同じく、声優ではなく俳優が、複数の登場人物の声を当てています。主な出演者は、風間杜夫、石橋蓮司、森本レオ、寺泉憲、三谷昇。ナレーションはNHKの黒田あゆみアナ。

「新・平家物語」1972年に大河ドラマになっています。そのとき緒形拳が演じた麻鳥の庶民的な人形が出ていました。麻の衣を着た地味な人形ですが、大河ではラストシーンに出る印象的な役でした。私は人形劇の方は見ていないのですが、大河ドラマを思い出しました。

川本喜八郎人形ギャラリー 牛若丸と静御前 

川本喜八郎人形ギャラリー 牛若丸と静御前 2016年4月撮影

川本喜八郎人形ギャラリー

w e b:渋谷区役所サイト内 https://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kihachiro_gallery.html
場  所:渋谷ヒカリエ (渋谷駅駅東口 目の前)8階
休 館 日 :展示替え 年末年始
開館時間:10:00~19:00
入 場 料 :入場無料
連 絡 先:渋谷区文化振興課交流推進課 電話03-3463-1142 平日8:30~17:15

川本喜八郎関連のサイト

飯田市川本喜八郎人形美術館

桜映画社 死者の書

会場内は撮影禁止です。ウインドーと入り口の人形が撮影できます。

渋谷ヒカリエ アクセス方法

川本喜八朗人形ギャラリー8階です。エスカレーターで登ると、ギャラリーのウインドウが見えます。その近くの部屋です。

webサイト:web http://www.hikarie.jp/
Facebook https://www.facebook.com/shibuyahikarie/
住   所:東京都渋谷区渋谷2-21-1
電   話:03-5468-5892(受付時間 10:00〜21:00)

アクセス方法  川本喜八郎人形ギャラリー ヒカリエ アクセスページ

電車:
東急 東横線・田園都市線
東京メトロ 半蔵門線・副都心線
渋谷駅15番出口直結
JR線
東京メトロ 銀座線
京王 井の頭線
渋谷駅2階連絡通路で直結
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