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歌川国貞の浮世絵に、インスパイアされて本棚をデザインしました。

歌川国貞 源氏絵 柏木
歌川国貞 源氏絵 柏木http://www.huffingtonpost.jp/2015/03/09/lolcats-of-japanese-woodprints_n_6828900.html

歌川国貞の源氏絵は、「田舎源氏」

2種類の「源氏絵」

平安時代の紫式部作の名作、「源氏物語」を題材にした絵を「源氏絵」と呼びます。国宝「源氏物語絵巻」はじめ、絵巻物・屏風絵・扇面と数多くの作品があり、親しまれてきました。

 江戸末期から明治時代に熱狂された「源氏絵」

ある一時期、「源氏絵」に意味が他の時代と違う時代がありました。江戸時代に源氏物語のパロディー作品が、ベストセラーになりました。柳亭種彦の草双紙「偽紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)」通称「田舎源氏」です。一緒に組んで装丁挿絵を描いたのが、歌川国芳の兄弟子で大人気の浮世絵師歌川国貞でした。

江戸末期から明治時代には「源氏絵」といえば、「田舎源氏」の浮世絵で、とりわけ国貞の作がもてはやされました。

「田舎源氏」は平安時代の源氏物語を室町時代の応仁の乱の世界に移した、戯作小説でした。当時の読者たちはもう、ひとひねり、当時の大奥の実録ものとして受け取られました。

源氏絵 http://www.utagawa.or.jp/genji-e/genji-e.html

イノベーターすぎる牛車の本収納棚

座敷に平安文化のアイコン牛車が置かれていて、書物が収納されています。牛車が本棚はぶっ飛びすぎです。光源氏が大金持ちでも、畳の上を牛車書棚でガリガリは、許さないなだろう。国貞はファンタジーで描いています。実際にはあり得ない!

あり得ない!でも家具のことを思うと、この自由な発想はうらやましぞ。現行では、本は平べったい本棚に収納になってしまいます。大胆にフローリングの部屋の真ん中に、牛車のレプリカを置き、御簾をあげると本棚というのは振り切ってます。

コンセプトは牛車を解体して、作り付け本棚の装飾にしました。デザイン画はその一部部分ということです。本は棚に置く方が実用的だし、ディスプレイにも使えるかな。

牛車の書棚

牛車の書棚 デザイン日本古典家具

本当に使う牛車は、車輪が割れないように、奇数なのだ。写真を見ながら角度を計算してデザインをおこしました。それにしても、曲線とアトランダムのデザインばかり思いつくのよ、デザイン画に起こすとしんどい。

このデザインの著作権は、日本古典家具に帰属します。商用で製品化する場合、デザイン料が発生いたします。

投稿者プロフィール

山本
平安・鎌倉・室町時代の有職故実デザインの家具・インテリアを、売りたい!と業界ををリサーチしたら、どこも作っていませんでした。絵なんて30年描いていませんが、もう私がデザインするしかない。
雅で品格ある、有職故実のインテリアを世に出すのが、目標。

なお、古いものなら、ヨーロッパのものも大好き、美術・ファションも好きです。十代のころは歴女、二十代は、古典文学と耽美主義と能楽ファンだったので、そちら方面のエントリーも書いてます。

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ほぼ家具のこと。

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