覚園寺 二階堂、鎌倉時代の面影がのこる寺 アクセスデータ付き。

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覚園寺 二階堂・朝比奈
覚園寺

本来の鎌倉らしいお寺

私、江戸紫は52年鎌倉に住んでいます。覚園寺は大好きなお寺で、実際に足を運んで書いています。

鎌倉の有名寺院の位の高いお坊様への、インタビュー記事で、「鎌倉時代いや戦後の開発がはじまる前の、鎌倉のお寺らしい所は」と質問がありました。

「覚園寺(かくおんじ)さん」と即答したそうです。

覚園寺さんのお坊さんの話では、里山が崩壊しているので、歴史上現在の境内は、最も木が茂っている境内なのだそうです。

苔の地面に真直ぐ伸びた杉の木に、四季の花が咲く覚園寺の境内は、異世界にタイムトリップするような、幻想的な光景でございました。

鎌倉で異世界トリップしたい人。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条義時さんが好きになった人は、訪れてはいかがでしょう。鎌倉宮の近くです。

覚園寺 境内

覚園寺 境内

覚園寺のアクセス

最寄駅:JR横須賀線線鎌倉駅・江ノ島電鉄鎌倉駅 東口

バ ス:京急バス 鎌倉駅⇔鎌倉宮・大塔宮行き 終点 大塔の宮バス停下車 徒歩10分

京急バス、鎌倉駅⇔金沢八景駅行、鎌倉霊園太刀洗行、ハイランド循環行、
岐れ路バス停下車 15分

神奈川県鎌倉市二階堂421
覚園寺 境内

覚園寺 境内

覚園寺 境内

覚園寺 境内

見どころ

愛染堂

愛染堂までは、山門が開門していれば、参拝できます。

明治の廃仏毀釈のおり廃寺になった、近くの大楽寺から移されました。

愛染明王坐像、鉄不動明王像、阿閦如来(あしゅくにょらい)像はいずれも鎌倉時代の仏像です。

覚園寺 愛染堂

覚園寺 黒地蔵盆の愛染堂

薬師堂

ここからは、拝観コースで、写真撮影ができません。

杉木立の中に、藁ぶき屋の薬師堂があります。

国の重要文化財材の木造薬師如来像、両脇侍の日光月光菩薩像と、堂の両脇に十二支をモチーフにした十二神将像が祀られています。

薬師堂は建武四年(1337)二月に火災にあったので、足利尊氏が寺領の寄進を画策しのです。

文和三年(1355)に落成、天井を3つに区分した天井梁に尊氏が書いた、梁牌(りょうはい)があります。

当時は二重屋根で禅宗様式の土間仏殿でした。元禄二年(1989)に改修があり、現在の姿の屋根が一重になりました。

太い木の連子欄間、花頭枠の扉が印象的です。

円覚寺舎利殿と同じく花頭が広がってない初期の禅宗様の特徴があります。舎利殿に比べると豪快で鎌倉武士的な仏堂でした。

古建築データ

  • 形式   土間式仏堂 単層五間堂
  • 広さ   五間×五間
  • 屋根   寄棟・茅葺
  • 柱と軒組 丸柱 三斗詰
覚園寺 薬師堂方向の写真

覚園寺 薬師堂方向の写真

地蔵堂 黒地蔵

お祀りされている、地蔵尊菩薩立像は、鎌倉時代で国の重要文化財です。

八月十日の深夜0時から正午の12時まで行われる、「黒地蔵縁日」は多くの参拝客が訪れます。

新盆を迎える親族、亡くなった人の供養のために三年間通う方もいるそうです。

黒地蔵のいわれは、地獄に落ちた人を救うために、地蔵が鬼に変わって火を焚いたため、体が黒く煤けました

地蔵堂のそばには、千体地蔵堂があります。

地蔵様は生きている間に、必ず願い事をかなえます。こちらのお堂から小さな地蔵像を借りて、願いがかなったらもう一体添えて地蔵様を二体戻します。このお堂には小さなお地蔵様がたくさんあります。

こちらには川端康成が愛した、鞘阿弥陀仏もあります。

8月10日の黒地蔵盆

覚園寺の黒地蔵盆 三年御供養すると、必ず成仏できる、施餓鬼供養です。
3年間続けて参拝供養すると、必ず成仏できるそうです。 黒地蔵盆は8月10日の午前0時から12時まで。 鎌倉の覚園寺で、毎年8月10日に開催される、黒地蔵盆は人気がありあます。 新盆から3年供養すると、故人が成仏する。極楽往生す...
覚園寺

覚園寺

太郎庵椿 覚園寺の椿

地蔵堂の裏にある、大きな椿の木です。

江戸時代の茶人高田太郎庵の椿で、栽培技術が進む前は、太郎庵椿の大きな木として、関東で珍重されました。

旧内海家住宅

鎌倉には江戸時代の古民家が二軒保存されています。一軒は龍宝寺旧石井家住宅、もう一軒は覚園寺にある旧内海家住宅です。

田の字型の四間取りの変形で、広い開口部がありそこに縁側を回しています。

接客を重視した作りで、座敷と広間に、床の間の原型になるの押し板が見られます。

もう一つの鎌倉の古民家 旧石井家住宅

旧石井家住宅 玉縄城下、龍宝寺にある江戸時代の民家です。アクセスデータ付き
江戸時代の農家が保存展示されています。 大船駅から西の、龍宝寺の境内に、旧石井家住宅があります。お寺の山門入って右手の民俗資料館の並びです。土壁が美しい建物です。 鎌倉市 植木にある龍宝寺への行き方はこちら 国の重...
覚園寺 境内

覚園寺 境内

覚園寺 境内

覚園寺 境内

黒地蔵盆 3年続けて御供養すると、成仏できます。

毎年8月10日の午前0時から昼の12時まで開催されます。
覚園寺の黒地蔵盆は 三年御供養すると、必ず成仏できる、施餓鬼供養です。

覚園寺の黒地蔵盆 三年御供養すると、必ず成仏できる、施餓鬼供養です。
3年間続けて参拝供養すると、必ず成仏できるそうです。 黒地蔵盆は8月10日の午前0時から12時まで。 鎌倉の覚園寺で、毎年8月10日に開催される、黒地蔵盆は人気がありあます。 新盆から3年供養すると、故人が成仏する。極楽往生す...

梅かまくら特別参拝で、詳しい話を聞いてきました。

2017年2月12日に、鎌倉十三仏詣り梅かまくら特別参拝に参加しました。その時のレポートです。

住職さんの息子さん(現在、住職)が案内してくれました。

「特別」な参拝ということで非公開の奥の院・棟立の井と、客殿で、小町通りの社頭の店主高見さん(作家の高見順さんのお嬢様)のお話がありました。

今回は写真撮影ができませんでしたので、あしからず。

薬師堂にて

はじめて覚園寺に行ったのは、1970年代でした。

戦争から20数年でしたから、戦前の足利尊氏は朝敵とされていた時代から、あまり経っていなかったので、知る人ぞ知る、マイナーなお寺でした。

その辺は、お寺の方が気を使っていた記憶があります。

梅かまくら特別参拝で、円覚寺の舎利殿を見て来たばかりなので、繊細で女性的で小ぶりな舎利殿と違い、覚園寺の薬師堂は同じ五間のお堂でも、大きく男性的だなと感じました。

欄間も太いし、正面扉の曲線、花頭枠(かとうわく)も堂々としています。同じ禅宗様式で建築されていても、印象が違います。

住職の息子さんが案内してくれたのですが、明治時代から関東大震災、終戦までの時代のことを少し話ていました。震災で被害にあい、戦後になっても復興できなかった話をしてくれました。

十二神将像は、当時の武士と同じ、身長160cmくらいに作られていて、極彩色に彩られていました。

今もその痕跡が残っています。薬師如来像は薬瓶を持っているのですが、覚園寺のは下から見ると薬瓶が見えませんが、持っているそうです。

奥の院・開山塔

奥の院まで杉木立の中の道を行きました、梅と黄色い福寿草が満開でした、これは見事でした。

墓地を通り谷戸の一番に、奥の院への門がありました。唐門の扉の向こうに尾根に隠れるように、2つの大きな石の宝筐院塔が立っていました。

左が覚園寺初代の智海心慧の墓、右が二世大燈源智和尚の墓です。後ろに小さな卵塔が並んでいて歴代の住職の墓です。

副住職さんは毎日、開門前に、ここで読経をし、夕方、閉門後にまたここでお勤めをします。寺務所から遠いので大変だなと思いました。

鎌倉十井のひとつ 棟立の井

棟立の井(むねたてのい)は、山の湧水をためる、横井戸です。こちらも山影にあり風情がある井戸でした。

この時は、いつもより水位が下がっていると話されていました、豊かな水が溜まっていました。副住職さんが子供の頃は、五月六月は蛍が飛び交っていたそうです。

見てみたいなー。

2022年大河ドラマを記念して、開山塔・棟立の井の公開がありました。

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客殿で、特別なイベントがありました

「特別」な参拝にしたいので、覚園寺さんが用意してくれたのが、客殿で十三仏詣りにの協賛企業からのお話を聞きながら茶菓子をいただくことでした。

過去には井上蒲鉾店の実演とか、三日月堂花仙のパンケーキ講座があったそうです。

今年は小町通りの和紙の店社頭の、高見店長(作家の高見順さんの御令嬢です)のお話でした。和紙のお葉書を何枚もいただきました。

梅昆布茶に、鎌倉焼きの抹茶味のお菓子をいただきました。

この客殿は、檀家の法要なので使われるため、一般の人は入れませんが、センス抜群のインテリアでした。

雪国の古民家を移築した建物で、太い梁と太い格子が使われてセンス抜群です。

覚園寺のサイトのイラストはここの墨絵の襖絵でした。つくづく眼福でございました。

鎌倉十三仏詣り 梅かまくら特別参拝

覚園寺 客殿

覚園寺 客殿

覚園寺 山門

覚園寺 山門

覚園寺とは

  • 宗派  古儀真言宗泉涌寺派
  • 山号寺号 鷲峰真言院覚園寺(じゅぶせん しんごんいん かくおんじ)
  • 創建 永仁四年(1296)
  • 開山 智海心慧
  • 開基 北条貞時
  • 本尊 薬師如来
  • 鎌倉十三佛霊場巡拝 第十一番札所 阿閦如来

健保六年(1218)北条義時がこの地に建立した大蔵薬師堂が前身といわれる。それを永仁四年(1296)、北条貞時再度の元寇襲来が発生しないことを祈り寺に改めた。茅葺の薬師堂には、文和三年(1354)に修理したときに足利尊氏が書いたという文字が記されている

鎌倉の寺 小事典

覚園寺のブログ

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2022年5月の情報です。

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公式 鎌倉覚園寺 Kakuonji
KAKUONJI Kamakura JAPAN 1218年、北条義時公の薬師如来信仰により建てられた大倉薬師堂が、覚園寺のはじまりです。 1296年、北条貞時公が、元寇の再来がないように願い、智海心慧律師を開山として、真言・天台・禅・浄土の四宗を学べる道場、覚園寺といたしました。 本堂薬師堂を中心とする堂宇、数多くの仏...
住   所 神奈川県鎌倉市二階堂421
電   話  0467-22-1195
メ ー ル kakuonji@kamakura894do.com
参拝休日 雨天・荒天日及び4月27日、8月1日〜8月31日、12月20日〜1月7日は、拝観を休止
入場時間 2022年は、ガイド付参拝ではなく、自由参拝になります。
10:00~16:00
平日 10:00 11:00 13:00 14:00 15:00
土曜、日曜、祝日 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00
所要時間50分
拝 観 料  大人500円 小中学生200円
ト イ レ 無料エリア内に、公衆トイレがあります。

覚園寺アクセス方法

最寄駅:JR横須賀線線鎌倉駅・江ノ島電鉄鎌倉駅 東口

バ ス:京急バス 鎌倉駅⇔鎌倉宮・大塔宮行き 終点 大塔の宮バス停下車 徒歩10分

京急バス、鎌倉駅⇔金沢八景駅行、鎌倉霊園太刀洗行、ハイランド循環行、
岐れ路バス停下車 15分

神奈川県鎌倉市二階堂421
覚園寺

覚園寺

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覚園寺 客殿

覚園寺 客殿

2017年2月16日初出
2017年8月12日改訂・写真貼りなおし
2017年8月17日加筆
2018年8月15日写真貼りなおし
2022年5月4日改訂

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