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昭和の暮らし博物館 大田区 昭和の生活がわかると、平成が見えてくる!?

昭和のくらし博物館 入り口
昭和のくらし博物館 入り口

仕事で趣味で衣食住に関心のある人は、ぜひ見て下さい。

家具道具史の研究家で知られる、小泉和子博士一家が、昭和26年からは平成8年まで住んでいた、ご自宅を保存して公開しているのが、この大田区にある昭和のくらし博物館です。よく昭和の懐かしい家というような紹介をされています。昭和生まれとしては、これ家にあった、これ親が使っていた、これ持っているもの満載で、想い出とレトロに浸れる場所です。

ちょっと視点を変えて、仕事でも趣味でも、衣食住、生活一般に関心のある人は一度見に行ってみて下さい、感じるものも多いし勉強になります。

昭和のくらし博物館は、戦中戦後の欠乏・混乱期を日本が抜け出て、高度成長期で物があふれ始めた時代を扱っています。昭和30年代ぐらいを展示していました。

たとえば、着物が好きな人は大正時代、モボ・モガの戦前の着物には興味があるけれど、戦後はないと思う。高度成長期から先は普段着として着物を着なくなり、フォーマル着物をたんまり呉服屋に買わされた歴史はどこの家にあります。平成の着物事情はこの延長線上になります。着物のスタイリングの参考にはならないですが、きもの好きならばこの頃のことを知っていても損はないと思います。さらに繕いもの講座とか、洗い張りの講座もありますので、活用すればお財布にやさしい着物生活が送れます。

インテリアの仕事をしている人だったら、洋風インテリアを取り入れる前の昭和の庶民の家を見ることで、現在、ソファーがあるのに、床に座って食事をする日本人が、何故いるのか分かります。

この時代の生活が、”レトロでかわいい”と真似たくなるには、まだ時間がかかるでしょう。4・50年前に実際に日本人がやっていた生活を見てみるのも、現在と比較してみると面白くて考えさせられます。

昭和の暮らし博物館 昭和26年の家

昭和の暮らし博物館 昭和26年の家

格子のガラス戸の玄関と下見板の外壁は、昭和30年代の首都圏の住宅の普及タイプです。モルタルの外壁は40年代から一般化しました。

画家吉田忠の部屋

門から入って左手にあるのが、洋画家吉田忠(1908~1999)の美術館です。自由美術協会、主体美術協会で活躍。館長の小泉和子さんの絵の先生でもありました。ヨーロッパの風景画、中央アジアの少女像などが展示されていました。

画家吉田忠の部屋の看板

画家吉田忠の部屋の看板

感想 懐かしかったり発見したり。

家具のことを調べていると、小泉和子さんの著作にお世話になります。昭和のくらし博物館には、いつか行かなければと思ってました。12月末に行きたい美術展がなかったので行ってみました。

昭和のくらし博物館

小泉邸より古い戦前の家に、生まれました。私の子供のころ住んでいた家は東京の下町でした。小泉邸と同じく下見板がつき、門扉も玄関も同じつくり。デジャブ感満載。2階の子供部屋には、30年代の玩具がたくさん展示してありました。子供用の玩具の卓上ピアノが幾つもありました。子供のころ卓上ピアノで遊んでいたので、大変なつかしかったです。

2016年の12月23日におじゃましたのですが、正月を前に羽子板を沢山展示していました。お人形さんの絵のついた木の羽子板を持っていたので、同じ様なお人形さん柄ものがありました。台所の展示では、ちゃぶ台の上のアルマイトの赤い弁当箱の、柄違いを今も持っています。

画家吉田忠の部屋のサボナローラチェア

展示室にサボナローラチェアが置かれていました。私ははじめて実物を拝見しました。サボナローラチェアはルネッサンス・イタリアのいすです。当時フィレンツェで有名だった修道僧サボナローラから名前が取られました。

思っていたより、大きかった!横幅をとる家具だな。欧米向けのいすは日本向けより大きく作ることを思い出しました。小泉先生がヨーロッパから持ち帰ったものなのかな。

昭和の暮らし博物館 昭和26年の家 庭にフラフープ

昭和の暮らし博物館 昭和26年の家 庭にフラフープ

フラフープ大流行の時には生まれてませんでしたが。私の生まれた家にもこのようにフラフープが家の外壁に立て掛けられていました。ガスが来ていたので消壺は見かけませんでした、塵取りはありました。

館長小泉和子さんのこと

昭和のくらし博物館の館長の、小林和子さんは、東京生まれ、女子美術大学卒業後東大工学部建築学科の研究生となり、日本家具・室内意匠史を研究。東京大学で工学博士になりました。元京都女子大学教授。

amazon 著者ページ

家具道具室内史学会 http://www.jpshift2008.org/

Facebook https://www.facebook.com/seikatusi

昭和のくらし博物館アクセス方法 

webサイト: web http://www.showanokurashi.com/
Facebook https://www.facebook.com/showanokurashi
twitter https://twitter.com/showastaff
住   所: 東京都大田区南久が原2-26-19
電   話:  03-3750-1808
開 館 日: 金・土・日曜日と祝日 年末年初・臨時休館あり 2016年の予定
開館 時間: 10:00~17:00
入 場 料:
昭和のくらし博物館 画家吉田忠の部屋 2館割引
大人 500円 400円 700円
小学生 300円 入場は中学生以上
中~大学・友の会 300円 200円 400円
協力会員 無料 200円 200円

身体障害者割引なし、歩行困難者は介護人1名が無料

アクセス方法 webページ このページはしっかりプリントアウトするか。スマホでみながら歩いた方がよいです。住宅街の中にあります。ホームページでは「隠れ家を探す気持ちでお越しいただければ幸いです。」と書かれています。久が原駅からでは細い路地を通ります。車社会になる前の歩いていた時代は、路地でしか行けない家がありました。昭和時代へのタイムトンネルです。

東急多摩川線 下丸子駅下車 8分

昭和の暮らし博物館の 案内看板

昭和の暮らし博物館の 案内看板 新丸子方面から

東急池上線 久が原駅下車 8分

昭和の暮らし博物館の 案内看板

昭和の暮らし博物館の 案内看板 久が原方向から

昭和の暮らし博物館そばの路地

昭和の暮らし博物館そばの路地

行は下丸子、帰りは久が原に出ました。比べてみると池上線の久が原駅の方から行った方が、駅前商店街をそのまま真直ぐ歩いて行き、のぼりと案内板のある路地に入るだけなので、分かり易いと思います。

東京都大田区南久が原2-26-19

投稿者プロフィール

山本
平安・鎌倉・室町時代の有職故実デザインの家具・インテリアを、売りたい!と業界ををリサーチしたら、どこも作っていませんでした。絵なんて30年描いていませんが、もう私がデザインするしかない。
雅で品格ある、有職故実のインテリアを世に出すのが、目標。

なお、古いものなら、ヨーロッパのものも大好き、美術・ファションも好きです。十代のころは歴女、二十代は、古典文学と耽美主義と能楽ファンだったので、そちら方面のエントリーも書いてます。

Twitter 江戸唐草

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ほぼ家具のこと。

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