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人気現代美術家の山口晃 馬鑑を、本物の馬がいる、馬の博物館で観ました。

山口晃 馬鑑 大山崎交通乃図 
山口晃 「馬鑑」 大山崎交通乃図 レプリカ

上野の都美術の若冲展の会期があと一日になりました。ある意味伝説となった展覧会でした。伊藤若冲は今までも観てきたし、これから何度も美術展があるから、遠慮しました。

こちらも会期が1週間を切りました。会場が馬の博物館ということで、行けなかった人も多かったと思いますので、レポートします。

山口晃、「馬鑑」

大和絵とコラボレーション

馬の博物館所蔵の「平家物語絵巻」「保元合戦絵巻」「厩図屏風」「洛中洛外屏風」浮世絵 日本馬に騎馬武者の実物大模型、馬頭観音の石仏と、山口作品が並べられている、贅沢な展覧会でした。規模そのものは大きくないのですが、山口の作品が日本美術と、なじんいました。

「馬鑑 (うまかがみ)」は今回の展覧会のための、造語です。

大学・院生時代から騎馬武者を描いています。

山口が、東京藝術大学の学部生・院生時代に描いた、馬に乗った与一が海に入っていく「那須与一」落馬した騎馬武者が歩兵に襲われる「落馬」が展示されていました。武者絵を初期のころから描いていたのですか。山口言えば馬とオートバイの合体、これも1993年の初期から描いてました。「十字軍」はペン画で馬・オートバイに乗った騎馬と、骸骨の歩兵の闘いです

馬とオートバイの合体

山口の作品には、騎馬武者がオートバイと合体した馬に乗っています。合戦図になると多量に描かれます。日本で一番馬を描いているの山口だということで、馬文化の展示をする日本競馬の運営する馬の博物館が、企画を山口に持ち込んでの展覧会です。

図録の山口の「ごあいさつ」によると、

私は元来、それほど馬好きという訳ではなく、先達の眼差しを知り度いが為に馬を描く所がありました。

子供のころから、メカニックなものを描くのが好きで、馬のサイボーグを描くことになったそうです。この展覧会を期に、山口の馬たちがどう変わるか、楽しみです。

オートバイの騎馬武者が多量に描かれた、「合戦圖」の後に室町後期から安土桃山時代に盛んに描かれた「厩図」(うまやず)の、山口版の展示になります。過去と現在が交差して、オートバイと合体した馬を入れた、清潔な日本家屋の馬小屋の縁側に、直垂・烏帽子の当時の人たちと小型パソコンを持ち込む現代日本人が、自然と行き交う不思議な光景が描かれています。一人ひとりなにをやっているか、見てしまいます。

代表作「百貨店圖 日本橋三越」

山口晃の代表作で、山口を人気画家にした作品です。今回は売り尽くし市で、デパートの店内が空になっている絵も展示。洛中洛外屏風さながらに、細かくかかれた人物。牛車で乗りつける平安貴族・鎧を品定めする武士・背広にカンカン帽と日本髪の女性をつれた戦前の人・もちろん現代日本人と、見飽きないです。

山口晃

山口晃 「大山崎交通乃圖」レプリカ

南部曲屋のインステレーション

こちらの会場に常設している、馬と人間が暮らした、岩手県遠野市から移築された、南部曲屋(なんぶ まがりや)。古民家と民芸品が並んでいるところに、ブルーシート・大型テレビ、さりげなくオートバイが置かれています。古民具同じ、キャプションが付かれていて、現在も馬と暮らす人たちがいるかと錯覚しました。道具類の散らばり方が、農繁期の農家で、妙なリアル感があります。

馬と暮らす幸福感が、あふれていました。

山口晃による南部曲がり屋インステレーション

山口晃による南部曲がり屋インステレーション

山口晃による南部まがり屋のインスタレーション

山口晃による南部まがり屋のインスタレーション

ポニーセンターと根岸森林公園

展覧会に行ったら、ポニーセンターも見に行きましょう、厩舎に馬がいます。

馬の博物館に来るならば、サイトでポニーのイベント時間を押さえておきましょう。子供の引馬でも、馬場に出ているともっと見れたと思いました。

私はイベント時間に展覧会場にいたので、馬たちが走るのが観れなくて残念。13:30からポニーに人参があげられるイベントありました。次からはチェックして行きます。

馬の博物館は薔薇の花が盛りでした。こちらの庭園部分でも楽しめます。馬の博物館は根岸森林公園の一部なので、そちらを散策してもよろしいですね。

馬の博物館 

馬の博物館

馬の博物館 

馬の博物館 痛めた足を水で冷やしている治療中です。

ユーミンの歌で有名な、ドルフィン で余韻を。

美術展をみたら、お洒落なレストランで、ランチか、ティータイムがしたくなります。根岸森林公園と瀟洒な住宅街にある、ただ一つのレストランが、ユーミン歌「海を見ていた午後」で有名な、伝説のレストラン、ドルフィンです。

馬の博物館の目の前のバス停、滝の上から、根岸駅方向に2停留所行った、不動坂上のそばです。

私は博物館に行く前にお邪魔しました。メロンソーダいただきました。

ドルフィン

横浜市中区根岸台16-1 電話 045-681-5796
ランチ  11:00~15:00
カフェ  15:00~16:00
ディナー 16:00~ラストオーダー20:30
月曜定休日 祭日の場合は営業

ドルフィン メロンソーダ

ドルフィン メロンソーダ

馬鑑 山口晃展 概要

会  期: 2016年3月26日(日)~5月29日(日)
会  場:  馬の博物館
開館時間:  10:00~16:30 入館は16:00まで
休 館 日 :  月曜日 3/28 4/4 5/2 は開館
入 場 料  :  大人200円 小中高生30円 団体(20名以上)半額
※しょうがい者手帳等お持ちの方は無料・付き添いは半額
※毎週土曜日は小中高生無料

特設サイトなし、馬の博物館内のサイト 馬鑑

美術館アクセス方法

webサイト: http://www.bajibunka.jrao.ne.jp/uma/
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住   所: 神奈川県横浜市中区根岸台1-3 根岸競馬記念公苑
電   話:  045-662-8105 展示などのお問い合わせ

アクセス方法

JR京浜東北線 根岸駅下車 横浜市営バス21系統・桜木町行き 滝の上 下車すぐ

JR京浜東北線 桜木町駅下車 みなとみらい線日本大通り駅下車
横浜市営バス21系統・市電保存館行き 滝の上 下車すぐ

JR東海道線他 横浜駅下車 横浜市営バス103系統・根岸台・本牧車庫・根岸駅行き
滝の上 下車すぐ

神奈川県横浜市中区根岸台1-3
馬の博物館

馬の博物館

投稿者プロフィール

山本
平安・鎌倉・室町時代の有職故実デザインの家具・インテリアを、売りたい!と業界ををリサーチしたら、どこも作っていませんでした。絵なんて30年描いていませんが、もう私がデザインするしかない。
雅で品格ある、有職故実のインテリアを世に出すのが、目標。

なお、古いものなら、ヨーロッパのものも大好き、美術・ファションも好きです。十代のころは歴女、二十代は、古典文学と耽美主義と能楽ファンだったので、そちら方面のエントリーも書いてます。

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ほぼ家具のこと。

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