鎌倉駅のそばで、多くの観光客が来ていました。
本覚寺、日蓮宗の寺で駅に近く、若宮大路のスルガ銀行の裏にあります。
近くにはこんな喫茶店があります、是非。

本覚寺に伺ったとき、えっ!こんなに人が来ているのと思いました。駅から近くので観光に来る人が多いのですね。見ていると若宮大路側から入って、大町の方に抜けている人が多かったです。お弁当食べて、長い時間しゃべっている中年カップルがいました。広場として気兼ねなくおしゃべりできる場所のようです。
見どころ
楼門・仁王門
唯一の江戸時代の建物、夷橋の方の大きな門です。2016年に修理されました。
江戸末期 明治初期移築 楼門 三間×二間 入母屋・瓦葺 丸柱 出三斗

本覚寺
そのほかの門

本覚寺 スルガ銀行方向の門
楼門の隣に立つ目立たない門も、風情があります。
本殿
大正十二年建立、2017年に修理されました。大正時代の代表的な寺院建築。十間四面の総檜造り。

本覚寺 本堂
日蓮分骨堂
身延山久遠寺から分骨された、日蓮上人の遺骨がまつられています。本堂右手にあります。建物は昭和六年落成。四間四面、二重屋根。
夷堂(えびすどう)
明治初めの神仏分離で夷様は近くの 蛭子神社に分かれました。昭和五十六年に再建されました。高床式の八角堂、鉄筋コンクリート造り。
夷講 初夷 正月三が日・一月十日の初夷 人形供養 十月第一日曜日
鎌倉えびす 正月3が日 九時~十六時 初えびす 一月十日 十一時
福娘も出て、華やかでした。初詣は本覚寺に行くのはお勧めです。福娘も屋台も出ます。


本覚寺 えびす講
人形供養 十月第一日曜日
人形を供養を希望する人は、九月一日~九月三十日までに、人形を持ち込んでください。
詳細については、本覚寺にお電話で問い合わせて下さい。
電話:0467-22-0490

本覚寺 人形塚
梅かまくら特別参拝で本堂に上がりました
2018年2月28日の梅かまくら特別参拝に参加しました。一般の人が本堂に上がれる、年に一度の機会になります。本堂は昨年2017年に改築され、昨年から梅かまくらもはじまったそうです。本覚寺の歴史と本堂の仏像の解説がありました。
本尊の前には日蓮像、季節がら綿帽子をかぶっていました。
左より日出上人像、持国天、普賢菩薩、釈迦三尊像と日蓮坐像、文殊菩薩、多聞天、日朝上人像、となります。

本覚寺 本堂
本覚寺のデザイン、ここが面白かったです。
気になるデザイン見つけました。近代的なお寺なので、鎌倉的なものがあるかといえば無理なんです。でもこれは面白いものを。
夷堂内の飾り。軒先にあった灯篭。こういうツボなデザインのもがお寺には多いですね。欲しい、どこに行けば買えるんだ。
こちらも、夷堂内の照明これについては、円覚寺に似たのがありまして、エントリーを書いています。
円覚寺でこれ気になりました、少し調べてみました。

本覚寺とは
宗派 日蓮宗
山号寺号 妙厳山本覚寺(みょうごんざん ほんかくじ)
創建 永享八年(1436)室町時代
開山 日出上人
本尊 釈迦三尊
鎌倉七福神 夷神
鎌倉十三佛詣り 第三番札所 文殊菩薩 三七日 宋帝王
江の島鎌倉七福神のひとつ「夷様」をまつる。永享八年(1436)日出によって創建された。もともとここには天台宗系の夷堂があったが、日出はこれを日蓮宗に改め、本覚寺とした。
二代目住持の日朝は。後に身延山久遠寺の住持になった際、かの地にあった日蓮の遺骨を本覚寺に分骨する。それは身延山に参詣すことが難しい女性や老人のためであり。本覚寺が「東身延」と呼ばれるきかっけとなった。(略)
眼の病気を治してくれる寺として知られ、「日朝さま」の愛称で親しまれている。
鎌倉の寺 小事典
アクセス方法
webサイト: | なし |
住 所: | 神奈川県鎌倉市小町1-12-12 |
電 話: | 0467-22-0490 |
入場時間 : | 特になし |
拝 観 料: | 無料 |
アクセス方法
最寄駅:JR横須賀線線鎌倉駅・江ノ島電鉄鎌倉駅東口 徒歩3分
近くの、神社・お寺・カフェ・史跡
小町大路(若宮大路の東を平行に通る道)周辺を、鶴岡八幡方面から、大町方面の順番です。
宝戒寺


東勝寺跡 腹切り櫓(やぐら)

大仏次郎茶屋 作家 大仏(おさらぎ)次郎の家、週末はカフェになります。

日蓮辻説法の跡

蛭子神社

宇津宮稲荷

珈琲 井川

本覚寺

妙本寺


ぼたもち寺 常栄寺

八雲神社 大町

教恩寺

2015年11月23日初出
2016年4月21日加筆訂正
2018年2月4日訂正
2018年3月2日改訂
2022年2月19日改訂