山種美術館の奥村土牛展 おすすめ情報。ブロガー内覧会で聞いてきました。

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日本美術

奥村土牛作 山種美術館所蔵 「鹿」(画稿)ブロガー内覧会で特別に許可をいただき撮影しました。

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奥村土牛展が、山種美術館ではじまりました。

2016年3月27日は、国立西洋美術館のカラヴァジョ展と、都美術のボッティチェリ展をまわり、山種美術館のブロガー内覧会に参加しました。前回のエントリーでは、うさぎが可愛いかったので、特集しちゃいまいした。
うさぎが、可愛い。山種美術館の奥村土牛展

うさぎが、可愛い。山種美術館の奥村土牛展
奥村土牛作 山種美術館所蔵 「うさぎ」(画稿)ブロガー内覧会で特別に許可をいただき撮影しました。 奥村土牛展が、山種美術館ではじまりました。 昨日のエントリーに書きましたように、2016年3月27日は、国立西洋美術館のカラヴァジ...

今回は、奥村土牛展で、注目したい絵画、体験したいこと。私の好きな絵と家具デザインの参考にしたい絵です。

山種美術館

山種美術館

ブロガー内覧会では、特別に展示作品の撮影が許可されました。webでの使用はご遠慮ください。

注目してほしい作品

「醍醐」

会場に入って一枚めの作品です。昭和四十七年(1972)京都、醍醐寺三宝院の枝垂桜を描いた絵。この絵の制作の10年前、師匠の小林古径の法要が、薬師寺で行われた帰り醍醐寺により土塀の枝垂桜に「極美」を感じたそう。

桜の開花が気になる時に、「醍醐」を見て、心にわくわく感を持ちました。展覧会のキーになる絵でもあります。少し離れて全体をながめても、近くにより花びら一枚一枚を観てもよし。

「醍醐」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

「醍醐」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

「醍醐」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

「醍醐」部分 奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

院展初入選作、「胡瓜畑」

「土牛」の号は、父が唐代の寒山詩の「土牛、石田を耕す」よりつけました。牛の歩みのように土牛が院展初入選したのが、三十八歳でこの「胡瓜畑」でした。

「鳴門」うず潮を、船から奥さんに帯を掴んでもらいスケッチ

鳴門の渦潮の絵です。スッケチした当時、渦潮でゆれる小さな船に乗って、奥さんに帯をつかんで、押さえてもらい、数十枚のスケッチをしたそうです。かなり手間をかけて作品です。館長さんのギャラリートークで、土牛は完成したときに、抽象画でも良かったじゃないか、と言ったそうです。アーティストはこういう考えをするんですね。

「鳴門」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

「鳴門」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

「吉野」

私、高校・大学生のとき、江戸姉様作りと千代紙のコレクターをしていました。木版の千代紙だけ集めていまして、東京の伊勢辰、京都の桜井堂を蒐集。この作品を観たとき、千代紙の吉野と同じだと思いました。すみません。あー振袖にしたいな。またまた、すみません。

歴史画を書いているような気持ちがこみ上げ目頭を熱くしながらの制作でであたという。

図録 山種美術館所蔵 奥村土牛 作品集

すみませんでした。

「吉野」部分 奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

「吉野」部分 奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

「舞妓」

「舞妓」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

「舞妓」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

カフェ椿で、特製和菓子を味わいませんか。

美術館の一階にある、カフェ椿はしばしばマスコミに取り上げられてます。ここで、青山骨董通りの老舗和菓子店、菊屋の上生菓子がいただけます。クリスマスやバレンタインデーの和菓子で話題になるお店です。

土牛展に合わせて作られた、特製の和菓子があります。今回のブロガー内覧会で試食しました。お土産にもできるそうです。

館長さんのおすすめ、図録。

館長さんがおしゃっていました。学芸員の方が、色合わせをに苦労して作られた、図録だそうです。おすすめされてので、買いました。

会場で見た作品と、図録の写真と変わらないです。(時々あれっという図録もあります)

「山種美術館所蔵 奥村土牛 作品集」税抜き1,760円

グッズはこちら

山種美術館は、館長以下約50人いる職員の方は、ほとんど女性だそうです。学芸員さんも女性です。

私の好きな絵

家具デザインをするので、気になりました。

家具のためならどこまでも、諸般の事情で、家具デザインをすることになった、山本です。で、気になったもの。

「茶室」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影 大徳寺真珠庵

「茶室」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影 大徳寺真珠庵

「室内」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影 長男宅の応接間

「室内」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影 長男宅の応接間

「門」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影 姫路城

「門」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影 姫路城

お花、

魅力的な、花をいくつか。

「花」部分 奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

「花」部分 奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

「早春」部分 奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

「早春」部分 奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

「蓮」部分 奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影

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こちらも読んで、うさぎ特集です

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奥村土牛展の概要です。着物割引がありますよ。

詳しくはサイトで、確認してください。

美術館のサイトhttp://www.yamatane-museum.jp/
奥村土牛展ページhttp://www.yamatane-museum.jp/exh/2016/50-100.html
twitterhttps://twitter.com/yamatanemuseum
特設Facebookhttps://www.facebook.com/okumuratogyu/
会期・休館日2016年 3月19日(土)~5月22日(日) 休館 日月曜日(5/2は開館、)
開館時間10:00~17:00(入館は16:30まで)
入場料(団体)一般1,200円(1,000円)大高生900円(800円)中学生以下無料
( )内20名以上の団体割引と前売り。
着物割引 着物で来館のお客様は、団体割引料金になります。
美術館住所〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36
電話03-5777-8600 (ハローダイヤル)

アクセス 山手線・地下鉄日比谷線恵比寿駅下車 徒歩10分

東京都渋谷区広尾3-12-36

ボッティチェリ展


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