奥村土牛作 山種美術館所蔵 「うさぎ」(画稿)ブロガー内覧会で特別に許可をいただき撮影しました。
奥村土牛展が、山種美術館ではじまりました。
昨日のエントリーに書きましたように、2016年3月27日は、国立西洋美術館のカラヴァジョ展と、都美術のボッティチェリ展をまわり、山種美術館のブロガー内覧会に参加しました。

山種美術館
ブロガー内覧会では、特別に展示作品の撮影が許可されました。展覧会とイベントについては、明日のエントリーで書きます。
山種美術館の奥村土牛展、おすす情報。ブロガー内覧会で聞いてきました。

今回は”うさぎ”が可愛いので、特集します。

「兎」奥村土牛、山種美術館所蔵 ブロガー内覧会での撮影
トップのうさぎの絵は、この絵の画稿になります。画稿のうさぎは好きです。毛並みがはっきりしているし、さわると暖かそうです。
本絵のほうは、修復されたました。シミがつき、絵の具が割れてめくれてしまい、下地が見えていました。修復家のお話しによると、シミは取れたのですが、絵の具のめくれの修復が難しかったそうです。少量の膠を下地に入れ修正するのですが。絵の具の反り返りが強くて、重しをかけ、この作業を何度もしたそうです。運営者の苦労話を聞きました。

「兎」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影
昭和時代の作品です。うさぎの「モフモフ」感がつたわります。だっこしたいです。

「兎」奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影
こちらのうさぎは、アンゴラうさぎです。昭和11年(1936)の再興第23回院展の出品。当時世田谷に珍しかった、アンゴラウサギを飼っている人がいると聞き、出向いてスケッチしたそうです。うさぎの習性が描かれています。会場では写真のように屏風が立てられて展示してありました。
会場でこの作品も気になりました。

水連 奥村土牛 山種美術館所蔵 ブロガー内覧会で撮影
会場内で私が、なぜか気になったのが、こちらの絵です。中の蓮の花より、鉢の鯉の模様がやたらと目につきました。赤系の色彩のコントラストが強く感じ、会場を何度か回りました。通るたびに、気になって気になって。色の使い方が会場の他の絵と違うのかなとも思っています。鯉が主役かな。
反省、斜め前から撮影してしまいました。絵画の撮影は、正面から撮らないと、次回は気をつけます。
奥村土牛展の、おすすめ情報はこちら。

奥村土牛展の概要です。着物割引がありますよ。
詳しくはサイトで、確認してください。
美術館のサイト | http://www.yamatane-museum.jp/ |
奥村土牛展ページ | http://www.yamatane-museum.jp/exh/2016/50-100.html |
https://twitter.com/yamatanemuseum | |
特設Facebook | https://www.facebook.com/okumuratogyu/ |
会期・休館日 | 2016年 3月19日(土)~5月22日(日) 休館 日月曜日(5/2は開館、) |
開館時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
入場料(団体) | 一般1,200円(1,000円)大高生900円(800円)中学生以下無料 ( )内20名以上の団体割引と前売り。 着物割引 着物で来館のお客様は、団体割引料金になります。 |
美術館住所 | 〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36 |
電話 | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
アクセス 山手線・地下鉄日比谷線恵比寿駅下車 徒歩10分
ボッティチェリ展

奥村土牛展 山種美術館


檜邸最後の人形展

辻村寿三郎の平家物語展
