補陀落、海辺の寺にふさわしい名前です。
補陀落(ふだらく)=観音菩薩がいる場所、西・南・東の海にあるとされています。
海のかなたの、天国をイメージさせる、海岸近くのお寺の名前に、ふさわしいと思います。材木座から相模湾を望めば、遠く南の島を想います。
補陀落寺の別名が、「竜巻寺」。理由はたびたび竜巻や火災にあったためだそう。もとは七堂伽藍の大きなお寺でした。源頼朝と文覚上人の寺とは、平家物語のロマンがかきたてられます。
今は住宅街に静かにたつ、小さなお寺でした。お庭も綺麗にされいます。

補陀落寺

補陀落寺

補陀落寺
補陀落寺とは
宗派 真言宗大道寺派
南向山 帰命院 補陀落寺(なんこうざん きみょういん ふだらくじ)
養和元年(1181)創建
開山 文覚上人(伝) 開基 源頼朝(伝)
本尊 十一面観音菩薩
寺宝 木造不動明王像、木造薬師如来像及び両脇侍像、平宗盛の赤旗
寺歴は詳しいことが分からない。もとは七堂伽藍をもち大きな寺院であった。文和年間(1352~56年)に鶴岡八幡宮の僧、頼基律師が復興した。
源頼朝が鎌倉に入った翌年の養和元年(1181)、頼朝の祈願所として創建された。
鎌倉の寺 小事典
アクセス方法
webサイト: | なし |
住 所: | 神奈川県鎌倉市材木座6-7-31 |
電 話: | 0467-22-8559 |
入場時間 : | 17:00まで |
拝 観 料: | 無料 |
アクセス方法
最寄駅:JR横須賀線線鎌倉駅・江ノ島電鉄鎌倉駅東口
バス :東口 京急バス 九品寺循環 小坪経由逗子行き 材木座下車2分
材木座のバス通り、”水道路″周辺のお寺と神社、駅方面から材木座海岸方面の順序です。散策のお役に立ててください。
踏切周辺 辻の薬師
踏切周辺 本興寺
由比若宮 元八幡宮
啓運寺
鎌倉の、ヴィジュアルの良いところを紹介する、ガイド記事を、目指して書いています。
ブログを書くときは、実際に神社仏閣に行って、情報を足で歩いて探して書いています。今のところ有名な名所が、抜けていますが、ご容赦ください。鎌倉市内の観光エリアの寺院はすべて取り上げる予定です。
当ブログ管理人 山本は鎌倉に住んで47年になります。鎌倉市民だから知っている、情報も書きます。他で読むことのない、鎌倉観光情報サイトにいたします。
鎌倉らしい日本の古典デザインの、家具をデザインしたいと思っています。鎌倉の名所めぐり、勉強になります。デザインのヒントもいただけて、ワクワクしながら、取材しています。