シェアしていただけると、嬉しいです。

光触寺、室町時代のお堂に、第一印象、天平美人の石仏さん。アクセスデータ付きです。

光触寺
光触寺

光触寺の見どころ

朝比奈街道沿いの、鎌倉の一番端のお寺です。鎌倉時代の幕府の感覚は、朝比奈峠を越え、東京湾の六浦港、横浜市金沢区あたりまで、鎌倉の内でした。塩嘗地蔵の伝説もあるように、光触寺は交通の要衝でした。鎌倉時代は、端っこのお寺ではありませんでした。

今はバス通りから奥まったところにあり、静かなお寺です。鎌倉では少ない室町時代のお堂が見られます。

山門

江戸中期 四脚門・棟柱・海老虹梁式 切妻・瓦葺き

blogPC284826

本堂 室町時代後期の作です

室町時代後期、一般仏堂・五間堂 寄棟 銅板葺き

横桟の木の板戸、舞良戸(まらいど)が中世的で、風情があってよいです。

光触寺本堂

光触寺本堂

光触寺 本堂

光触寺 本堂

本尊、阿弥陀三尊像

昔、町の局という女人から四十八日で阿弥陀様を作るよう頼まれた仏師運慶は、苦心の末、立派な仏師を作り上げた。町局には万才法師というお坊さんが仕えていた。ある日、家の物が紛失し、万才法師が犯人として捕らえられ縛り上げられた。罰として左の頬に焼き印を押したが、何回やっても焼き跡つかなかった。ある晩、町局は阿弥陀様泣きながら「なぜ私の頬に焼き印を押すのか」と告げる夢を見た。阿弥陀様が罪のない身代わりになったと知って万才法師を許したが、阿弥陀様の焼き印はその後も消えなかった。

鎌倉の寺 小事典

塩嘗地蔵と境内

blogPC284891

本堂の右手の塩嘗地蔵(しおなめじぞう)は昔、六浦(むつら、横浜市金沢区)から朝比奈峠を越えて来た塩売りが、塩を供えていたところ、帰りにはなくなっていたので、お地蔵さまが、なめた伝説があります。

非公開のお庭が少し、のぞけます。

本堂右手奥の、お庭は非公開ださそうです。手入れされたお庭のようです。

blogP9070261

デザインの種をみつけに、光触寺に行きました。

デザインの種、地元だから全寺社をめぐってみようかと思いました。鎌倉の中心鶴岡八幡宮に行きましたので、今回、端っこの十二所の光触寺に参りました。鎌倉駅からバスで、ぱーと行ってきました。バスで行くと杉本寺あたりから田園のような光景になります。40年前と変わらないですわ、この光景。道路も変わらないので、日曜日は渋滞かな。目には少し嬉しい。

blogP9070242

曇りの日に行きましたので、写真は補正しました。

掃除が行き届いて、すがすがしいです。鎌倉でよく見かける造りのお寺です。花も観光客もいない午後。

blogP9070253

blogP9070255

塩嘗地蔵さんの赤いあぶちゃんが、デザイン的にいいです。日本の原風景ひとつ。

blogP9070264

お庭の手入れが良くされています。石仏が何体もいらしゃいました。

blogP9070266

美人の石仏さん!

歴史的な云われを一切調べずに、このときは参拝しましたので、いつの作か分かりません。近代的な印象を受けました。天平の仏が知られるようになってから作られらた、気がします。衣服のひだは木彫仏像を彷彿とさせます。摩滅していないところをみると。近代・現代の石仏かも知れません。この近くに鎌倉霊園があり石材店もあるので、地元生まれの仏さまかも知れません。

現代人が引き付けられるものは、精神的に近く、情報量も多くなった明治以降のものだったということがあります。江戸以前は、作り手が得られる情報量が少ない場合があり。精神文化も違います。いいなと思ったものが、意外と古くないものだったりします。

blogP9070269

光触寺とは

宗派 時宗

山号寺号 岩藏山光触寺(がんぞうざん こうしょくじ)

創建 弘安2年(1279)
開山 作阿上人
開基 一遍上人
本尊 阿弥陀三尊

開基は時宗の開祖一遍上人、開山は元真言宗の僧侶だった作阿上人。以来、念仏道場として栄えたという。(略)

本堂の奥にある庭園は、初夏を彩るハナショウブで有名。秋のヒガンバナも美しい。

鎌倉の寺 小事典より

アクセス・データ

サイト なし
住所 神奈川県鎌倉市十二所793
電話 0467-22-6864
開門時間 10:00~16:00
入場料 なし

本尊拝観は、10名以上の団体で受付要予約 9:00~16:00 法要・雨天休止 中学生以上300円

アクセス

最寄駅:JR横須賀線線鎌倉駅・江ノ島電鉄鎌倉駅

バス :鎌倉駅東口 京急バス 鎌倉霊園正面前太刀洗・金沢八景駅・ハイランド循環 行き
十二所バス停下車 2分

神奈川県鎌倉市十二所793

杉本寺から十二所 金沢街道沿いのお寺と神社の紹介 鎌倉駅方面より
杉本寺

鎌倉最古のお寺 杉本寺(杉本観音)は城と伝説の寺でした。アクセスデータ付き
鎌倉で一番古いお寺 杉本寺に小学生の時はじめて、行きました。そこで先生に、「城です」と説明を受けました。調べてみましたら、戦国時代の話かと...
報国寺
竹の寺 報国寺 外国人にも人気の禅寺です。アクセスデータ付き
報国時は何度行っても、竹が幻想的です。山門を入ると手入れの行き届いた、庭園があります。竹林を通り抹茶処の休耕庵で一服し、竹林を抜けると、頭上...
旧華頂宮邸 木・金・土・日・祭日はお庭公開です
旧華頂宮邸 二階堂 姫クラスタさま、薔薇咲く庭がございますのよ。アクセスデータ付き
水・木・金・土・日・祭日に、竹の寺 報国寺にお越しの際は、近くの旧華頂邸の庭園もお越しくださいませ。 月・火曜日が祭日ならば、翌日の平...
浄妙寺
鎌倉五山、浄妙寺。静かなお寺でした。アクセスデータ付き。
浄妙寺、鎌倉五山 12月28日と1月28日の、明王院の護摩供養の帰りに、浄妙寺に行きました。 平日の午後なのか、静かなお寺でした。 ...
明王院
明王院 十二所 将軍のかたみの寺は、 護摩祈祷で人気!アクセスデータつき。
檀家0軒、四代藤原将軍の祈願寺 さてこのお寺、祈願寺ですので、創建当時から現在まで檀家が0軒です。葬式も法事もなく、御祈祷で生計を立ててい...
明王院の護摩法要にまた参加しました。
明王院の護摩供養にまた参加しました 十二所の明王院の、護摩祈祷にまた参加しました。先月の御祈祷でお願いしていた、御札をいただきにいったので...
明王院の護摩法要に行ってきました。霊験あらたかな上に、楽しいお接待も、お餅までいただきました。
毎月28日は明王院の護摩法要です。 明王院のアクセスデータはこちらのエントリーです 鎌倉の寺社のエントリー書くようになってから、...
光触寺
光触寺、室町時代のお堂に、第一印象、天平美人の石仏さん。アクセスデータ付きです。
光触寺の見どころ 朝比奈街道沿いの、鎌倉の一番端のお寺です。鎌倉時代の幕府の感覚は、朝比奈峠を越え、東京湾の六浦港、横浜市金沢区あたりまで...
十二所神社
十二所神社、金沢街道沿いにあります。アクセスデータ付き
金沢街道沿いにあります。 十二所神社に行きました。この先は鎌倉霊園と相武隧道を抜ける金沢街道です。鎌倉の端であり、相模の国の端でもあります...

関連エントリー

良きものを造りよく整えること。鶴岡八幡宮、境内。
デザインの種を探して デザインの種を探して、鶴岡八幡宮の、本殿編・鎌倉国宝館編の続きで、境内にある気になった建物編です 本殿...
デザインの種を見つけに、鶴岡八幡へ。
デザインの種を探しに、鎌倉をめぐることにしました。 デザインの種を探しに、鎌倉の寺社を回ることにしました。 日本古典家具は、平安から...
歩いて観る神の庭、デザインとして鑑賞してみた。寒川神社 神嶽山神苑 アクセスデータ付き
神嶽山神苑 7月に、当サイトの、成功祈願に寒川神社に行きました。そのとき神嶽山神苑を散策したときの写真です。こちらは、平成21年に開園しま...

2015年9月10日初出
2016年2月24日アクセスデータなど加筆
2017年5月12日改訂

 鎌倉の、ヴィジュアルの良いところを紹介する、ガイド記事を、目指して書いています。

ブログを書くときは、実際に神社仏閣に行って、情報を足で歩いて探して書いています。今のところ有名な名所が、抜けていますが、ご容赦ください。鎌倉市内の観光エリアの寺院はすべて取り上げる予定です。

当ブログ管理人 山本は鎌倉に住んで47年になります。鎌倉市民だから知っている、情報も書きます。他で読むことのない、鎌倉観光情報サイトにいたします。

鎌倉らしい日本の古典デザインの、家具をデザインしたいと思っています。鎌倉の名所めぐり、勉強になります。デザインのヒントもいただけて、ワクワクしながら、取材しています。

投稿者プロフィール

山本
平安・鎌倉・室町時代の有職故実デザインの家具・インテリアを、売りたい!と業界ををリサーチしたら、どこも作っていませんでした。絵なんて30年描いていませんが、もう私がデザインするしかない。
雅で品格ある、有職故実のインテリアを世に出すのが、目標。

なお、古いものなら、ヨーロッパのものも大好き、美術・ファションも好きです。十代のころは歴女、二十代は、古典文学と耽美主義と能楽ファンだったので、そちら方面のエントリーも書いてます。

Twitter 江戸唐草

Facebook 山本公子名義
ほぼ家具のこと。

Instaglam 山本公子
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアしていただけると、嬉しいです。

フォローで応援、お願いします!

トップへ戻る