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アメリカのインテリアでの、色の扱い方が面白い。「インテリアデザインのための 配色事典」


かれこれ10年くらい前に買った、「インテリアデザインのための 配色事典」マイケル・ウィルコックス著、日本と比べると、面白いので、何回か取り上げます。この本は今でも書店で買えます。この間目撃しました。

面白いと思ったところ、ペンキ文化アメリカ

お部屋の写真が載った、見開き2ページの豊富なサンプルページから選んで、紹介された色で、ファブリック製品や壁紙を選ぶ。ペンキの調合法でています。これだけで素人さんでも、お部屋を好きな配色にできます。まるでファション雑誌で服を買うように、本の通りの配色のお部屋が手に入ります。

もっと学べるように、序説ページもあり、私は結構勉強させていただきました。

アメリカは、ペンキで塗る文化だということ。家具・壁・天井などなどをペンキで塗り、壁紙を貼り、カーテンを変える、のにハードドルが低い国なんだな。

面白いと思ったところ、初級から超上級者レベルまで読者。

初級・中級・上級・超上級と明記されていませんが、失敗しない、単色コディーネートから、類似色、一番多くページが割かれている、補色コディーネート。多色使いまででています。簡単で誰でも失敗のないものから。これはプロのレベルまで。同じ書き方ででています。そこが事典たるところなのでしょう。

素人から、プロまで、読者層は幅広いです。サンプルページの色のものを素人がそろえて部屋の模様替えをしてもいいし。序説のページで、応用の勉強をすることもできます。

インテリアコディネーターでしたら、アンチョコにして、このまま提案できそうです。

不思議に思ったところ

色は、色相彩度明度で区別されます。この本は色相で説明されているところが多くて、彩度・明度がかかわる、渋い色との関係性が解りませんでした。そこが疑問で、かなり読み込んだのですが、それも何年もです。例えば、原色と渋い色の組み合わせ、つまり、純色と補色の明度の落ちたものは合わせられのか、この本だけでは分からないのです。

もう一つ、色の学問でる、マンセル表色系とかは一切出てきません。著者の研究により無視されたのか、この本のため、わざわざそうしたのか分かりませんが、結果的には、色について何も知らない人でも、直感的に理解できます。だからDIYでどうしようかと思っている一般の人でも、使える本です。

日本では、ペンキで何でも塗れないので、無理!

日本は、ペンキ、文明開化で輸入されるまで、塗料は漆・柿渋・ベンガラ、ぐらいしか選択肢がなかった。歴史的につい70年前まで、内装は建築に込まれて、純和室に見られるように、完成したら、プロの手による、土壁の塗り替えと唐紙の張替しか変更が出来なかった歴史がある。リフォームというとまだ構えてします。

日本で、インテリアコディーネートというと、結局、物を買う文化になってしまいます。持っているもので配色すると、劇的な変化ができません。

この本のように、洋室で暮らすことになったのだから、いずれアメリカ並みにDIYで、部屋や家具をペンキで塗るのに抵抗がなくなる日が来るでしょう。美的に生活が豊かになりますね。何年も先のことでしょう。

私にとって役にたったこと。

インテリアの勉強に読み込みました。部屋の模様替えに役立てようしました。しかし上記の理由により、インテリアにこだわらない配色の知識になりました。コディーネトは補色・近隣色を意識して、配色しています。

投稿者プロフィール

山本
平安・鎌倉・室町時代の有職故実デザインの家具・インテリアを、売りたい!と業界ををリサーチしたら、どこも作っていませんでした。絵なんて30年描いていませんが、もう私がデザインするしかない。
雅で品格ある、有職故実のインテリアを世に出すのが、目標。

なお、古いものなら、ヨーロッパのものも大好き、美術・ファションも好きです。十代のころは歴女、二十代は、古典文学と耽美主義と能楽ファンだったので、そちら方面のエントリーも書いてます。

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ほぼ家具のこと。

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