デザインの種を探して
デザインの種を探して、鶴岡八幡宮の、本殿編・鎌倉国宝館編の続きで、境内にある気になった建物編です
良きものを造りよく整えること。鶴岡八幡宮、境内。

デザインの種を見つけに、鶴岡八幡へ。

デザインの種を見つけに、鎌倉国宝館。

本殿の隣に建てられていました。
こういうの好きです。純日本家屋の家に生まれたので、伝統工法に建物に過剰反応します。
人の住まいの民家ではありません、宮大工の手になるものなので、神社建築です。かつて関東地方に多くあった木造建築の佇まいがあります。
空襲で焼けなかった、鎌倉。
空襲を逃れた伝統木造建物が東京都心にも、郊外にもあったのに、建て替えで消えています。関東は漆喰・塗装を使わず、木部を外部に露出させた造りが一般的です。時間がたつと木がくすんで灰色になり、見ばが悪くなるのです。木材の良くない民家は特にみじめったらしく見えて、取り壊しへ。古もの好きとしては惜しいです。住んでいる人の気持ちになると、やむなしです。
大きな神社なので、使われている木材が良いな、長年の風雪に耐えてきたのに美しい。神職の日々の整備と、メンテナンスのおかげです。精神的なものも多分にあると思います。良いものでよく整えれば長持ちする。
鶴岡八幡宮でデザインの種をひろって。
家具のデザインに使える。
白旗神社、秀吉さんが来て、頼朝の像にぽんぽんしながら、「あんたとワシは、天下友達だい」と言ったという話が伝わる(本を読み直していないので、うろ覚えです。コピペしないように)建て替えた?かな???????黒地に装飾はスタイリッシュ!この感覚は現代でしょう。デザインの応用ができそう。黒と赤は漆なのでしょうか。白色は岩絵の具?
東の白い蓮の花が咲く方の源平池そば、幼稚園の向かい側にある斎館、鶴岡八幡のサイトによると国内外のVIP控えの建物だそう。すがすがしいです。破風のついた玄関で、格式があります。シンプルで親みある印象で、お客様を緊張させない作りです。ちょっと、料亭を彷彿した。神のおわすところと、俗世の違いはあるが、ともに人を迎え入れる場所。
ここで気になって、何枚も写真を撮ったのがここ。茶室の石に棕櫚縄を結だものと、同じ立ち入り禁止のサイン。か細い竹でも結界が引かれている。
ブログのイメージ写真に使えそう。
鶴岡八幡のサイトhttps://www.hachimangu.or.jp/index.html
神の庭でデザインを探す。神奈川県下最強のパワースポット!寒川神社

2015年9月8日初出
2022年3月19日改訂