鎌倉国宝館に、行ってきました。
デザインの種を探しに、鎌倉の寺社をめぐる。地元だから買い物のついでなんだけど、贅沢なことであると、感謝しましょう。
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鶴岡八幡宮のエントリー
良きものを造りよく整えること。鶴岡八幡宮、境内。

デザインの種を見つけに、鶴岡八幡へ。

デザインの種を見つけに、鎌倉国宝館。

鶴岡八幡宮境内にある、鎌倉国宝館にデザインの種を探しに。子供の時から住んでいるので、ここも小学校の課外授業で行ったのが初めてす、時々は行きます。
仏像好きさんには、必見の場所です。八幡宮所蔵の弁財天さまが、おわしました。今回は特別展が、「仏像入門」だったので、二匹の像が抱き合う歓喜天の像など、貴重な仏像も拝見出来ました。

鎌倉国宝館 2015年9月
看板はポップだけど、展示室は古いです。今回知ったのですが、国宝館の建物は国の登録有形文化財だったのです。正倉院を模した建物であるのは知っていました。昭和3年で鉄筋コンクリート造り。
体育館程度大きさなので。20分~30分くらいで鑑賞できます。
鎌倉彫のご先祖様を発見!
今回の収穫として、鎌倉彫の元祖といわれる、彫刻を見たのですが、思っていたより素朴でした。鎌倉彫は、仏師の余技からはじまったと聞いていたので、(鎌倉彫店の中には仏師の系統の店もあったはず。)運慶・快慶に連なるから、もっと精巧でデザイン性が高いと思い込んでいました。
室町時代の椿の花が一面彫られた笈は、写真で見るの印象が違いました。でも運搬道具の笈に彫刻がしてあるだけで、贅沢品なんだと思い直しました。鎌倉彫では、そのうち建長寺の須弥壇も見ておかないと。
貴重な神像も鑑賞!
数が少ないですが、日本には、神像があります。荏柄天神の神像が特別展に出ていました、等身大ではなく、立像で70cmくらい?、の木彫り。
天神さんなので衣冠束帯なのですが、写実ではなく、「省略の美(こんなこと言っていた評論家がいたな、たしか俳句のことだ)」デザインが変わっていました。線彫りの衣服の線の入れ方が、変わっているけれど、気になるデザインでした。
すぐそこに荏柄天神はあるのですが、これは実際に行っても拝見できない。国宝館ならでは、美術品との出会いがあります。

鶴岡八幡宮 鎌倉国宝館は鶴岡八幡宮の境内にあります。

鎌倉国宝館