デザインの種を探しに、鎌倉をめぐることにしました。
デザインの種を探しに、鎌倉の寺社を回ることにしました。
日本古典家具は、平安から安土桃山・元禄時代までの、家具調度品のリプロダクションを世に送り出したいと創めました。よく市場調査すると、そういうものは京都で作られています。京都テイストです。
私は江戸っ子だし、子供頃から鎌倉に住んでいるのだし、東国テイスト。いや鎌倉風のデザインにしよう。ならば市内の寺社を回ることにしました。
第1回は鶴岡八幡宮の本殿と宝物殿。地元民何で、初詣くらいしか本殿まで行きません。脇の階段を使います(登るのが簡単)昨日は外国人のほうが日本人より多くいました。
本殿は江戸時代に、徳川幕府により建てられました。鎌倉時代の建物はないのです。
徳川家好みというのか、日光東照宮の影響も多少あります。日光がなければこの意匠はない訳です。
内陣は撮影禁止なので外から。寝殿造りを踏襲しているので、開口部が半蔀(はじとみ)舞良戸(まらいど)です。宝物殿で、真近で、舞良戸をみたのです。重みがありそうなので、金属製かと目を疑いました。(アルミ製の舞良戸があれば、雨戸よりかっこいいので、欲い。)漆がはげているを見つけました。さすが徳川幕府、日本家屋の最高峰、漆塗り。
宝物殿は、初めて行ったのが、小学校の授業でした、そのときと変わらない規模、点数は少ないので、拝見を勧めます。ただし、ほとんどレプリカです。デザインの勉強ならば有効。ここの見るべきは。最古の女房装束、十二重があります。
小葵地鳳凰
幸菱
このサイト作りでもお世話になっています。
この後、お店まわりをして、若宮大路のユニオンで、惣菜買ってバスで帰りました。
良きものを造りよく整えること。鶴岡八幡宮、境内。

デザインの種を見つけに、鶴岡八幡へ。

デザインの種を見つけに、鎌倉国宝館。

神の庭のデザインの種を探しに。寒川神社

2015年8月30日初出
2022年3月19日改訂