緑色はコーディネートに失敗する色です。
緑色は最強の色だと思っています。ともかく合わせられる色が多いです。コディネートに失敗する色でもあります。
たとえば茶系の色が似合いそうなアイテムがあれば、黄土色でも、焦げ茶でも合います。
青系が似合いそうなら、水色でも藍色でも失敗しません。
同じように、抽象的に頭で「緑色合いそう」と手近な緑色の品を合わせてみると。絶望的に似合いません。頭で考えた緑色は、明度高めの原色の緑、でもコディネートした品物に色が、渋いオリーブ色で合わない。だから緑色は敬遠されるんです。
緑色って、許容範囲が少ないのでは。
緑、黄緑、青緑に、黒味がかった緑、白緑、緑にころんだ灰色・・・・と細かく区別しないと使いえないのではありませんか。
手間のかかるやつだな、緑さんは。と思もったところで、ひらめきました。
緑色は花をヒントにコディネート。
花です。葉っぱの緑ですから。
深紅のワンピースは、赤い薔薇の葉っぱは何色かと思いだして、オリーブ色が似合いそう。
ひまわりの黄色の食器には、ひまわりの葉と同じ、原色の緑のテーブルクロス。
花の色でコディネート。完璧じゃないけれど、参考になるとかかしら。
緑のエントリー

緑色は最強です。
緑色は最強の色だと思っています。それは取り合わせる色としては、配色出来る色が多いからです。 いろいろな花と葉を思い出してください。 似合う配色は、近隣色か補色(色相が離れている色)とされています。 黄色い花、青い花は近隣色で、緑と似合...

アメリカのインテリアでの、色の扱い方が面白い。「インテリアデザインのための 配色事典」
かれこれ10年くらい前に買った、「インテリアデザインのための 配色事典」マイケル・ウィルコックス著、日本と比べると、面白いので、何回か取り上げます。この本は今でも書店で買えます。この間目撃しました。 面白いと思ったところ、ペンキ文化ア...
2015年8月7日初出
2016年8月24日改訂